ゲイ公言の米総領事、リネハンさんのお話しに・・・思うこと。
もの凄く暑い日が続きますが・・・ 明日は、少~し、マシになるって~♪ うぅ・・・お願いしますよ~! ちょっと、記載しておきたいニュースがあって・・・ **** **** ****<リネハンさん>「日本変わった」 ゲイ公言の米総領事帰国 (毎日新聞 7月27日) 米国の大阪・神戸総領事を務めるパトリック・J・リネハンさん(61)が今月末で3年間の任期を終え、米国に戻る。ゲイ(男性同性愛者)であることを公言。在任中は各地で講演に招かれ、性的少数者(LGBT)への理解を訴えた。公式行事には夫のエマーソンさん(42)も一緒に参加し、「他のカップルと変わらないと積極的に示すことで、多くの人に温かく迎えられた。初来日した26年前と比べ、日本は大きく変わった」と話す。 リネハンさんが米国務省の職員として来日したのは1988年。「近所の方は親切で、独身だった私のために女性とのお見合いの場を設定してくれました。当時は私もゲイとは明かせなかった。『日本にはゲイはいない』と言われていた時代でした」 89年から札幌の米領事館で4年、99年から東京の米大使館で4年勤務。2011年8月、大阪・神戸総領事として日本に戻った。リネハンさんは日本社会の変化をこう表現する。「10年前は『日本にゲイはいるけど、私は知らない』と言われました。今はこうです。『日本にゲイはいる。私も知ってるよ』。政治家の中にもLGBTを公言する人が出てきました」 リネハンさん自身も東京で出会った日系ブラジル人のエマーソンさんと07年、カナダで結婚。総領事とそのパートナーとして行事に招待されることも多く、昨年の祇園祭の山鉾巡行では二人で裃(かみしも)を着て京都を歩いた。「日本は皆さんが思っている以上に寛容な国。米国のように、LGBTの存在を批判する政党や集団もない。私たちに悪口を言ったり、攻撃する人は一人もいませんでした」 リネハンさんは各地での講演で「Different(違い)」という言葉を使い、「お互いの違いを尊重し、受け入れてほしい」と訴えてきた。日本では、差別をあおるヘイトスピーチが問題になっているが、リネハンさんは「私が伝えたいことはLGBT差別の問題と同じです。社会では一人一人が違いを持っている。人種や国籍だけでなく、身長も違うし外見も違う。違いを乗り越え、それぞれの人間の価値に目を向けてほしい」と話す。 今月11日、リネハンさんはエマーソンさんとの共著「夫夫円満」(東洋経済新報社)を出版した。表紙には二人が笑顔で肩を並べる写真が使われた。リネハンさんは言う。「本を読んだ人が私たち『夫夫』を普通のカップルだと感じてくれればうれしい。私たちは風変わりな人たちでも、漫才コンビでもありません」【遠藤孝康】 ■ことば ◇LGBT レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシャル(両性愛者)、トランスジェンダー(性同一性障害を含む心と体の性が一致しない人)の頭文字をとったものでで、性的少数者の総称。日本では約20人に1人、全国で数百万人とされる。 **** **** **** つい先日も、 日本政府は、国連人権委員会から、 人種差別や対立をあおる『ヘイトスピーチ」の禁止や、 慰安婦問題については、謝罪と、元慰安婦への「完全な賠償」、 死刑制度の廃止検討、 特定秘密保護法の厳格な運用、 拷問禁止、 表現の自由 ・・・など、 勧告を受けたでしょ~。 以前から、再三・・・ 女性や子どもの人権については、 勧告を受けているようですが・・・ 日本人の人権意識の低さを、 国家そのものが、 自覚し、反省する必要が、あるのではないでしょうか。 そして、国民ひとりひとりが、 今一度、人権について考え、 教育に取り入れていかなければならない、重要な事柄なのだと、思います。