植松容疑者の大島衆議院議長へ宛てた手紙に・・・思うこと。
ご無沙汰しております! 相模原市の津久井やまゆり園で、植松聖容疑者(26)が、入所者を刃物で襲い、 19人が死亡、26人が重軽傷を負わせた事件が起きたでしょ~。 植松容疑者は今年2月、衆議院議長宛てに「障害者を抹殺する」などと書いた手紙を 渡した後、措置入院していたそうで・・・ 入院中に、「自身が抹殺事件を起こせば法律が変わるきっかけにもなる」と、 話していたそうです。 これって、どう考えても、テロでしょ~!? 大島衆議院議長へ宛てた手紙を、記載させて頂きますねぇ~。~~~・・・~~~衆議院議長大島理森様この手紙を手にとって頂き本当にありがとうございます。 私は障害者総勢470名を抹殺することができます。 常軌を逸する発言であることは重々理解しております。しかし、保護者の疲れきった表情、施設で働いている職員の生気の欠けた瞳、日本国と世界の為(ため)と思い、居ても立っても居られずに本日行動に移した次第であります。 理由は世界経済の活性化、本格的な第三次世界大戦を未然に防ぐことができるかもしれないと考えたからです。 私の目標は重複障害者の方が家庭内での生活、及び社会的活動が極めて困難な場合、保護者の同意を得て安楽死できる世界です。 重複障害者に対する命のあり方は未(いま)だに答えが見つかっていない所だと考えました。障害者は不幸を作ることしかできません。 今こそ革命を行い、全人類の為に必要不可欠である辛(つら)い決断をする時だと考えます。日本国が大きな第一歩を踏み出すのです。 世界を担う大島理森様のお力で世界をより良い方向に進めて頂けないでしょうか。是非、安倍晋三様のお耳に伝えて頂ければと思います。 私が人類の為にできることを真剣に考えた答えでございます。 衆議院議長大島理森様、どうか愛する日本国、全人類の為にお力添え頂けないでしょうか。何卒よろしくお願い致します。 文責 植松 聖 作戦内容 職員の少ない夜勤に決行致します。 重複障害者が多く在籍している2つの園を標的とします。 見守り職員は結束バンドで見動き、外部との連絡をとれなくします。 職員は絶体に傷つけず、速やかに作戦を実行します。 2つの園260名を抹殺した後は自首します。 作戦を実行するに私からはいくつかのご要望がございます。 逮捕後の監禁は最長で2年までとし、その後は自由な人生を送らせて下さい。心神喪失による無罪。 新しい名前(伊黒崇)本籍、運転免許証等の生活に必要な書類。 美容整形による一般社会への擬態。 金銭的支援5億円。 これらを確約して頂ければと考えております。 ご決断頂ければ、いつでも作戦を実行致します。 日本国と世界平和の為に、何卒(なにとぞ)よろしくお願い致します。 想像を絶する激務の中大変恐縮ではございますが、安倍晋三様にご相談頂けることを切に願っております。植松聖 (住所、電話番号=略) かながわ共同会職員~~~・・・~~~ 植村容疑者の大麻や異常性格的な問題もさることながら、 もっと、注目するべき点は、植村容疑者が、日本政府に、 同じ志を、見出しているところだと、思うのですよ~。 作戦内容や、逮捕後の自分の行く末まで、安倍首相に相談して欲しいって~! 勿論、妄想入っているのではないの~!?・・・という、感じではありますが。 ただ、植村容疑者が、どういう経緯で、こういう思想に、のめり込んでいったか?を、 しっかりと、確認する必要があるのではないでしょうか。 植村容疑者の思想は、ナチスの「優生思想」に基づくもので・・・ 劣等な子孫の誕生を抑制し、優秀な子孫を増やすことにより、 一個人の健康ではなく、一社会、あるいは、一民族全体の健康を、計ろうとする、 思想をいうそうで・・・ ドイツ民族を、遺伝的により進化させるため、1939年から1941年8月までに、 約7万人の障害者が「生きるに値しない生命」として抹殺されたそうです。~~~・・・~~~ <T4作戦 詳細> 1939年にナチスは障害を持つ子供を対象とする秘密の虐殺作戦の準備を開始。1939年8月18日すべての医師、看護婦、助産婦に対し、重度の精神的または身体的障害の兆候がある新生児および3歳未満の子供の報告を強制。 1939年10月 障害を持つ子供たちの保護者に対し、ドイツとオーストリア国内に特別指定された小児診療所に子供を入院させることを奨励。 実際には、これらの診療所は特別に採用された医療担当員が子供たちに致死量の薬剤を過剰投与したり、子供たちを餓死させたりした子供の虐殺病棟だった。 想像しがたい歴史だが、優秀な国民にするために自国の子供たちを抹殺し続けたのである。 当時、ドイツの医者の半分近くはナチ党員だったと言われている。 著名な医学教授や精神病教授、高名な医者が参加に同意し、医学界の指導者のみならず相当数の医者も詳細な説明を得ていたそうだ。 この「安楽死プログラム」は徐々に拡大。 子供たちだけでなく、統合失調症・てんかん・認知症・脳炎、よびその他の慢性的な精神疾患や神経疾患を患う患者。精神異常の犯罪者、および5年を超えて療養施設に入所していた人など幅が広がっていった。 1941年8月に「安楽死プログラム」は中止をされたが、陰では「安楽死」プログラムはそれまでどおり継続され、第二次世界大戦末期まで続いたと言われている。 その被害はドイツと併合されたオーストリアやボヘミアなどにも波及。 高齢患者、爆撃犠牲者、および外国人強制労働者など、犠牲になった。 「戦争は不治の病人を抹殺する絶好の機会」「生きるに値しない命」など提言したヒトラー(ナチス)の思想により20万人の命が奪われたものと推定されている。~~~・・・~~~ 麻生元総理大臣が、「ナチスに学ぶといい」って・・・失言(?)は、 記憶に新しいところでしょ~。 現政府には、どこか、植村容疑者の描く理想と、だぶる部分が、多いのでは、 ないでしょうか~? また、1999年9月、当時一期目だった石原新太郎都知事は、重度障害者施設を視察後、 「ああいう人(入所者)ってのは人格あるのかね」と発言したでしょ~。 その後も、当選を重ねて・・・何故か、何を言っても、許される、変なオヤジです。 と、いうか・・・許している国民には、がっかりですが~。 植村容疑者が、どのような境遇から生まれたか、しっかりと検証しなければ、 第二、第三の植村容疑者が生まれても、不思議じゃないし・・・ 「優生思想」を「正義」とする考えが、日本の社会で育っていることは、 事実だし・・・恐ろしいことです。