神奈川県の障害者施設で起きた45人殺傷事件・・・に、思うこと。
(記事とは、関係ありませ~ん!)ご無沙汰しております!参院予算委員会の閉会中審査(24日・25日)を、TVで観ながら・・・嘘を、正当化させるための、無理な答弁が・・・あぁ~、嫌だ、嫌だ~!いろいろと思うところもあるのですが・・・それは、まぁ、置いておいて。いえ、ね・・・先日、神奈川県相模原市の障害者施設で起きた45人殺傷事件から、1年経ったそうで。この事件に関しては・・・ず~っと、モヤモヤしているのです。植村容疑者は、「衆議院議長大島理森議員」に手紙を送っていて・・・作戦実行計画やら、実行後の自分の身柄に対する確約など、書かれていて。安倍首相に伝えて欲しい、とも、書かれているし・・・まずは、植村容疑者の手紙を、記載させて頂きますねぇ~。~~~・・・~~~衆議院議長大島理森様 この手紙を手にとって頂き本当にありがとうございます。 私は障害者総勢470名を抹殺することができます。 常軌を逸する発言であることは重々理解しております。しかし、保護者の疲れきった表情、施設で働いている職員の生気の欠けた瞳、日本国と世界の為(ため)と思い、居ても立っても居られずに本日行動に移した次第であります。 理由は世界経済の活性化、本格的な第三次世界大戦を未然に防ぐことができるかもしれないと考えたからです。 私の目標は重複障害者の方が家庭内での生活、及び社会的活動が極めて困難な場合、保護者の同意を得て安楽死できる世界です。 重複障害者に対する命のあり方は未(いま)だに答えが見つかっていない所だと考えました。障害者は不幸を作ることしかできません。 今こそ革命を行い、全人類の為に必要不可欠である辛(つら)い決断をする時だと考えます。日本国が大きな第一歩を踏み出すのです。 世界を担う大島理森様のお力で世界をより良い方向に進めて頂けないでしょうか。是非、安倍晋三様のお耳に伝えて頂ければと思います。 私が人類の為にできることを真剣に考えた答えでございます。 衆議院議長大島理森様、どうか愛する日本国、全人類の為にお力添え頂けないでしょうか。何卒よろしくお願い致します。 文責 植松 聖 作戦内容 職員の少ない夜勤に決行致します。 重複障害者が多く在籍している2つの園を標的とします。 見守り職員は結束バンドで見動き、外部との連絡をとれなくします。 職員は絶体に傷つけず、速やかに作戦を実行します。 2つの園260名を抹殺した後は自首します。 作戦を実行するに私からはいくつかのご要望がございます。 逮捕後の監禁は最長で2年までとし、その後は自由な人生を送らせて下さい。心神喪失による無罪。 新しい名前(伊黒崇)本籍、運転免許証等の生活に必要な書類。 美容整形による一般社会への擬態。 金銭的支援5億円。 これらを確約して頂ければと考えております。 ご決断頂ければ、いつでも作戦を実行致します。 日本国と世界平和の為に、何卒(なにとぞ)よろしくお願い致します。 想像を絶する激務の中大変恐縮ではございますが、安倍晋三様にご相談頂けることを切に願っております。 植松聖 (住所、電話番号=略) かながわ共同会職員 (相模原殺傷:衆院議長宛て手紙 全文 - 毎日新聞より 2016年7月26日)~~~・・・~~~これって・・・どう考えても、思想的なテロでしょ~!?ナチス・ドイツが奨励していた「優生思想」に基づいているようでしょ~。「優生思想」とは・・・劣等な子孫の誕生を抑制して、優秀な子孫を増やすことによって、単に、一個人の健康ではなく、一社会、あるいは、一民族全体の健康を、計ろうとする思想のことで・・・「優生学」は「民族衛生学」とも呼ばれるそうです。ナチス・ドイツでは、1939年から1941年8月までに、約7万人の障害者が「生きるに値しない生命」として抹殺されたそうで・・・詳細は・・・~~~・・・~~~1939年にナチスは障害を持つ子供を対象とする秘密の虐殺作戦の準備を開始。1939年8月18日すべての医師、看護婦、助産婦に対し、重度の精神的または身体的障害の兆候がある新生児および3歳未満の子供の報告を強制。1939年10月 障害を持つ子供たちの保護者に対し、ドイツとオーストリア国内に特別指定された小児診療所に子供を入院させることを奨励。実際には、これらの診療所は特別に採用された医療担当員が子供たちに致死量の薬剤を過剰投与したり、子供たちを餓死させたりした子供の虐殺病棟だった。 想像しがたい歴史だが、優秀な国民にするために自国の子供たちを抹殺し続けたのである。 当時、ドイツの医者の半分近くはナチ党員だったと言われている。 著名な医学教授や精神病教授、高名な医者が参加に同意し、医学界の指導者のみならず相当数の医者も詳細な説明を得ていたそうだ。この「安楽死プログラム」は徐々に拡大。子供たちだけでなく、統合失調症・てんかん・認知症・脳炎、よびその他の慢性的な精神疾患や神経疾患を患う患者。精神異常の犯罪者、および5年を超えて療養施設に入所していた人など幅が広がっていった。1941年8月に「安楽死プログラム」は中止をされたが、陰では「安楽死」プログラムはそれまでどおり継続され、第二次世界大戦末期まで続いたと言われている。 その被害はドイツと併合されたオーストリアやボヘミアなどにも波及。 高齢患者、爆撃犠牲者、および外国人強制労働者など、犠牲になった。 「戦争は不治の病人を抹殺する絶好の機会」「生きるに値しない命」など提言したヒトラー(ナチス)の思想により20万人の命が奪われましたものと推定されている。~~~・・・~~~社会的には、この事件に関して、植村容疑者の、個人的な性質の犯罪として、扱われている感じが、するのですが。でも、植村容疑者の勝手な妄想にしたとしても・・・大島衆議院議長や安倍首相に宛てて、作戦計画など、訴えている訳ですから・・・植村容疑者や国民に対して、安倍っちの、何らかの意見表明があっても、いいのではないかなぁ~、と、思えて、仕方ないのです。国民への意見表明が、伝わる形でもいいから、植村容疑者にも、「そんな思想は、間違いだ!」って、伝えて頂きたいです。麻生議員が、「ナチスに学ぶところがある」って、バカなことを言って、批判を受けていましたが・・・まずは、安倍っちが、差別やヘイトに対して、模範的な態度を、示すべきでは、ないでしょうか?名指しで、計画を伝えられる手紙を、受けとりながら、単なる、個人的な狂人の事件として、放っている官邸の在り方って、私には、理解できません。そんなことで、いろいろと、モヤモヤして・・・ヘロヘロなのに・・・うぅ。