、映画「太陽を盗んだ男」を観て、「無敵の人」を思い出した・・・話。
O-TO-GI(曼遊記REMIX): ウッチーこの楽曲(↑)のアニメーションは、私が見よう見まねで作ったモノです~♪素朴な感じですが、楽しんで頂けたらと、思います~!楽曲は、元気の出るラップです~♪ご無沙汰しております~!先月末から、風邪をひいて、咳が止まらなくて・・・コロナかと、ビクビクしながらも、いつまでも治らなくって。あげくに、珍しく、仕事が忙しくなったりして、久々に、慌てました。無事(?)に、仕事も終わって、ブログの更新となりました~♪昨日、映画「太陽を盗んだ男」(1979年公開 沢田研二主演 長谷川和彦監督)を、TVで観たのです~。 観ているうちに、目が離せなくなって、最後まで観てしまいました。あらすじは・・・中学校の理科の教師が、原爆を作って、政府をゆすったりするのですが、最後には、自爆してしまうのか?・・・という、結構、複雑で細かな設定で作られている物語でした。プルトニュウムを盗むところなどは、リアルなの?と、思うところもありますが、意外と素直に観られました。この映画を最期まで観て、「無敵の人」という言葉を、思い出しました。失うものの無い人の無敵さで、犯罪を犯した人を、象徴した言葉です。今の世の中、こういう犯罪は、増えているのでは、とも、思うのですが・・・1979年に、映画が作られているところに、先見の明を、感じました。そして、主人公が、どんどん「無敵の人」になっていく様が、悲しいです。中学の遠足でバスジャックに巻き込まれて・・・そこで、出会った刑事や、バスジャック犯人の死。原爆を作る時の、猫の被ばく死。ラジオのDJとの出会い、また、その死。そして、刑事の死。そんな死を、受け入れながら、主人公が、だんだん「無敵の人」になっていくのです。沢田研二が、ジュリーではなく、全てを失い、自分をも消し去りたい悲しい男に、変化しているラストに、何か、了解した気持ちになりました。原爆が爆発したか?しないか?は・・・解釈がいろいろあるそうですが、個人的には、爆発したのでは、と、思っています。奇しくも、2008年6月8日に、秋葉原無差別殺傷事件が起きていたのを、新聞で知りました。この犯人も、「無敵の人」そのものだと、思うのです。でも、沢田研二が、いい俳優だったので、ビックリでした~!ごく最近、志村けんの代役に、沢田研二が映画に出たようですが・・・(「キネマの神様」山田洋二監督)今回、沢田研二の演技を観ていて、志村けんに通じるところがあるなぁ~、とも、思ったりしたのですよ~。ウフフ、動きとか~♪きっと、沢田研二は、志村けんが、好きだったのでは・・・と~♪