映画「教育と愛国」を観ました~!
(映画「教育と愛国」予告編)ご無沙汰しております~!先日、すっごく久々に、映画館で、映画を観ました~!「教育と愛国」という、硬派のドキュメンタリー映画です!教育に、政府が関与することで・・・どんな国民を、作ろうとしているのか?・・・日本は、どんな国になっていくのか?そんな、「今」の現実を、直視した内容の映画です。私の子ども時代の、道徳の時間は・・・テレビ(NHK教育の「明るいなかま」とか~♪)を観たり、ホームルームやレクリエーションの時間にしたり、教科としての時間ではなかったし。それは、この時(↓)まで、そうだったとは、思うのですが・・・小学校、中学校の「道徳」が、教科になるということに、当時も、違和感を持っていました。(小学校は2018年度、中学校は2019年度より、全面実施。)いじめを、教科への変更の理由にしていたようですが、個人的には、道徳の時間を利用して、クラスでいじめについて話し合いの時間にした方が、どれだけ有意義だろうか?・・・なんて、思ったものでした。その後、テレビでも話題になったのが・・・「町のパン屋さん」を、「町の和菓子屋さん」に変えさせた教科書検定だったり~。これには、多くの方々が、違和感を覚えて、批判も上がりましたが~。映画「教育と愛国」公式WEBサイト映画は、そんな、過去の出来事を、振り返るところから、始まりました。個人的に、感動したのは・・・平井美津子さんという方が、大阪府公立中学校で、教員をされていた頃のお話でした。子ども達のことを、どれだけ考えて、何を伝えるべきなのか?その真摯な姿勢に、胸が熱くなりました。そして、「慰安婦」問題を授業で取り上げたことで話題になり、国(?)から訴えられ・・・そんな時にも、子ども達の心情を、心配している姿に、泣けてしまいました。その後、裁判で、平井先生は、勝つのですが~。教育の現場に、「統一された愛国心」を植え付ける作業を、着々と、進めているところが、現政権(?)、日本会議(?)・・・何だか分かりませんが、気持ちの悪いところです。多くの方々に、「観て頂きたい」・・・というか、「知って頂きたい内容」の映画です!「安倍首相、ガンバレ~!安倍首相、ガンバレ~!」の、あの姿は、日本の学校の、未来の姿なのではないか・・・と、危機感を覚えます。