「バケモンの涙(歌川たいじ著)」を読んで・・・思ったこと。
(Kindle版 ¥1,540 単行本 ¥1,650)ご無沙汰しております~♪あの「母さんがどんなに僕を嫌いでも」で、注目された、歌川たいじさんの小説!今年(2020年)6月23日に発売となりました、「バケモンの涙」の、ご紹介です~♪何とも、かわいらしい装丁の、ご本でしょ~♪ちょっと前に、届いたのですが・・・ちょこちょこ読み進めて、たった今、読み終えました。一気に、読んでしまいたい内容ですが、とにかく、泣けて泣けて・・・泣ける場面が多くて、目がかすんで、なかなか、先に進めなかったのも、事実なのですが~。このお話は、以前、歌川さんのブログで、「いとはんのポン菓子(だっけ?)」という記事で、書かれていたと思うのですが・・・(今は、観られなくなったみたいで・・・)それを読んだ時点で、「これは!」と、この物語に、少々、期待していたのです。そして、この度の出版で・・・とても嬉しく思っているのです~♪また、個人的には・・・これから、NHKの朝の連ドラにも、なって頂きたいとも、願っているのですが~♪ウフフ、言ってしまえば、朝の連ドラに、バッチリのお話なのです!帯の説明文・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・敗色が濃くなった太平洋戦争。日本は未曾有の食糧難に襲われていた。橘トシ子19歳。大阪の旧家のいとはんは、国民学校の教師となるが、栄養不足で命を落とす子どもたちを何とか助けたいと願う中、少ない燃料で大量の穀物を食べられるポン菓子の存在を知る。一念発起、ポン菓子製造機を作ろうと使命感に燃え、製鉄所のある北九州に女ひとり乗り込み、工場を立ち上げるために奮闘するトシ子。子どもたちを飢えから救い、復員した人々にポン菓子売りの職を与えた。実在の女性の苦難を乗り越えていく姿に迫る、感動の物語。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・<感想>いろいろな場面で、「うぅぅっ!」と、泣けちゃうくらい、感動には、事欠かないのですが。そんな中から・・・ひとつ、ご紹介~♪トシ子さんは、九州の戸畑で、工場を、営むことはできたものの、飲んだくれた職工さんたちとは、いい関係を築けたとは、とても言えない状況でした。そんな時、思うところもあって・・・職工さんたちが、いつも入り浸っている飲み屋に、一緒に行って、腹を割って(?)、職工さんたちと、話をしたのでした。「半分以上は、お酒が言わせた言葉でした。」と・・・でも、「そんな話を、職工さんたちは、目を輝かせて聞いたのです。」・・・とも。分かってもらいたい心は、重要ですが、それ以上に、分かろうとする心は、尊いのでは・・・そんな一幕に、ジ~ンと、したのでした。ウフフ、感動の号泣は、もっと、いろいろな場面で、ありますから~!・・・乞う、ご期待!