取り調べの可視化について・・・思うこと。
ウフフ、 お好みの内容でなければ、全然、スルーして下さいねぇ~♪ 栃木女児殺害事件の被告に、無期懲役の判決が言い渡されたでしょ~。 それで、モヤモヤは、いまだに、晴れないのですが・・・ これだけは、書いておきたいと、思って。 「裁判の長期化」や「えん罪」の原因となる、 「密室」での取り調べを防ぐ意味で、 取り調べの全過程の録画(可視化)が言われて・・・ 先の「栃木女児殺害事件」でも、60時間(だっけ?)の、 録画がされたそうです。 (それでも、全過程の録画ではないと、思いますが。) そして、ここで、問題だと思うのは・・・ 録画した7時間分(だっけ?)を、唯一の証拠として、 裁判が行われたことだと、思うのです。 物的証拠が、全く無い状態で・・・(ネコの毛が云々あるけれど。) 一部の録画画像だけが、証拠~!? これは、非常に危険な裁判だと、思うのです! それは、画像を・・・ 検察、警察側の、都合の良い編集にすることができるということで、 裁判員の方々の判断を、鈍らせてしまう可能性が、あるからです。 まさか、 裁判官まで・・・とは、思いましたが、証拠として、認めている訳ですから。 これも、恐い話です・・・ 映画の予告編って、あるでしょ~♪ あれって、どの映画の予告編を観ても、「面白そ~!」なんて、 思いませんか~!? どんなつまらない映画でも、予告編は・・・ 編集で、面白くできちゃうのですよ~♪(多分!) 以前、映画館で、「ミッション」という映画の予告編を観たら、 そりゃ~もう、感動して! これは、感動巨編に違いない!と、涙まで、流したような・・・ でも、数年後・・・ TVで本編を観たら・・・ アハハ、たいしたこと、ありませんでした。 まぁ、大作では、あったと思いますが・・・忘れました。 編集とは、そういうモノです! 個人的には・・・ 「自白が信用できる」とした取り調べの録画への判断に、 どうしても、モヤモヤが残る私なのです。 そして、自白偏重の裁判そのものに、危機感を感じるのです。~~~・・・~~~ 可視化についての、日弁連の、分かりやすい説明は、こちら・・・取調べの可視化(取調べの全過程の録画)実現http://www.nichibenren.or.jp/activity/criminal/recordings.html(JFBA 日本弁護士連合会)