うれしい便り
本当に、本当に、びっくりしました。突然、20年前の教え子からのメールが届いたのです。あの、もしかして、1992年の上半期に、◯◯小学校3年2組で私の担任をしてくださった糸井先生でしょうか…?中略実は、糸井先生は、私にとって一番大好きで尊敬している先生です。私は今、京都市の特別支援学校で講師をして4年目です。専門は美術ですが、自己肯定感を見失い、不器用に、だけどまっすぐに生きる彼等のことをとても他人とは思えず、この世界で生きたいと思ったので、昨年特支の免許を取得しました。ADHDの傾向が強く、常に怒られたり避けられたりしてばかりだった私を受け入れ、クラス全体を明るく和やかにし、自由で楽しく、でも規律と円満のバランスを保ちつつ、愛に溢れた支援をしてくださった糸井先生を見習いながら、自分なりに一生懸命やっています。私はまだまだ不器用で、年齢のわりに子供ですが、糸井先生みたいな先生になりたいです。後略教師4年目で、まだまだ未熟だった私のことをこんな風に思っていてくれたなんて。うれしいやら、はずかしいやら。だって、当時の私はただただ無我夢中で、彼女が言うような支援ができていたとは到底思えないですもの。その上、切迫流産のため、学期途中で担任を代わってしまったのです。それでも、たった1人でも、私みたいな先生になりたいと思ってくれている生徒がいたなんて、本当にうれいいです。彼女に恥ずかしくないように、もっともっと頑張らないといけないな、と思います。どうもありがとうね。Aさん。