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テーマ:植物・キノコについて(674)
カテゴリ:長靴和吉先生の植物雑記
オトギリソウ科のトモエソウは、山の草地に生える多年草です。 茎は直立して枝分かれし、4つの稜があり、高さ50~100cmにもなります。 葉は全縁で、すかして見ると明るい細かい点があり、対生で、葉柄がなく、茎を抱きます。 花は7月から8月にかけて、枝の頂上に大きな黄色い花をつけます。 5個の花弁は、左右不同で巴(ともえ)形をしています。 多数の雄しべは5つの束になっています。 中央の子房には1本の花柱があり、頂端部が5つに分かれ、 それぞれその先端に柱頭があります。 北海道、本州、四国、九州、朝鮮等に分布し、 宮城県では不忘山、加護坊山、田束山など、各地に広く見られます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年07月12日 17時15分07秒
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