大崎市中央公民館主催の自然探検倶楽部が、加美町荒沢の田谷地沼で行われました。
マイクロバス2台、補助席まで使用という参加者でした。
耳を澄まして
| 荒沢自然館の横の広場に腰を下ろし、全員で耳を澄ましました。
子供たちは、木の葉が風で揺れる音やカッコウ、ホトトギス、ウグイスなどの鳥の声、カエルの鳴き声も聞こえると答えます。
私も、久びさの体験でした。
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樹木の観察
遊歩道を歩く
| しばらくしてから、周囲に生育している樹木を見ながら、常緑樹、落葉樹の話をしました。
腰を下ろした所から見える常緑樹は、数本のアカマツだけで、他は、秋になると紅葉し、落葉するコナラやクリ、イタヤカエデ、ホウノキ、ヤマボウシなどです。
次にヤマボウシの花をルーペで観察しました。
大きな4枚の花弁状のものは総苞片で、花をよく見ると、小さな4枚の花弁と、雄しべ4、雌しべ1があることを勉強しました。 |
ジュンサイ、さわってごらん
| その後、沼の周囲を一周し、ミズバショウ、トチノキ、オニグルミ、サワグルミ、ジュンサイなどの植物を観察しました。 |
モリアオガエルだよ
イモリの雄と雌との区別は・・・
| カワトンボやイトトンボの仲間など、沢山のトンボも観察、また、モリアオガエルやイモリも見つけました。
中にはヤマグワやモミジイチゴの実を見つけ、食べる子もいました。 |
お昼は、荒沢自然館を借りました。
また、帰りには、土産センターに寄っての買物もしました。
大変天気にも恵まれ、子供にとっても、親にとっても、すばらしい体験ができた楽しい一日だったと
思います。