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私が入院した病院は、高齢者医療を中心に据えている。 私のような若輩者(笑)は、かなり珍しい。
更に入院病棟は基本的に認知症の患者さん用。 つまり看護師さんはその対応ばかりしている。
忙しさと、クレームを言わない患者と、相手に関係なくテキパキと仕事を進める師長、 という環境で、 看護師の患者対応は千差万別、七色仮面、 いや十人十色(笑) とても丁寧に患者と関わる人から、 床に落とした薬をごく自然に患者の口に放り込む輩まで。
私のことをすっかり認知扱いして、一向にケアが上手くならない人も2~3人いたし、 きちんと向き合ってくれて、めきめきケアが上手くなった人も2~3人いた。 あと10人くらいはなんとな~く関わっている感じかな。 ま、どんな仕事も出来る人とそうでない人の割合はこんなもんか。
食事介助は、カミサンやいとこがいない時は看護師がしてくれるのだけど、 その時の食堂での私のポジションは、たいてい最も認知が進んだグループ。 確かに全介助が必要なところは共通だし( ̄ ̄)
表情失った方々に囲まれ、介助者に意思疎通を拒まれて、 まともに豆腐さえ食べるとことが出来ない時、
耳を傾けてくれないがゆえに、何度かトイレ移乗中に漏らしてしまった時、 自分の周りに聳え立っている高い壁を感じた。
いくらこちから働きかけても、相手に無視されたら手も足も出ない。 もしずっとこんな人達に囲まれて暮らすとしたら、 私の生きる気力は情けないほど早く潰えるだろうと思った。
さて省みて現在の自分を取り巻く環境や如何に??
いつも向き合ってくれる介護・看護・リハビリや医療関係者に、 同病の仲間、ブログの友人達から、 以前と変わらぬ付き合いをしてくれる友人に恵まれ、 身を削って心配してくれるカミサンがいて。
これで頑張れなきゃ嘘だろー って感じ? これでも限界ギリギリとか言ってる自分は、そーとー情けないヤツっぽい?( ̄ ̄;)
そんなことも考えさせられた入院でした。 いよいよ明日は退院です!
そーそー 今回の入院で、今後も友人として付き合える看護師さんを一人ゲット(^_-) 訪問看護の仕事を希望しているそうなので、いつかまたお世話になるかも。
看護師さんとの関係も、暗くなってばかりじゃぁございませんが(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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