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カテゴリ:アート
この日記、昨日アップしたのですが、
楽天のメンテナンス時間に引っかかって、、、 また書き直しとなりました。(苦笑) あ~またやってしまいました。フウー(ため息)。 失敗の経験が活かされていない私です。(笑) 久々にセツさんの著書『美少年映画セミナー』を 読み返しました。 『美少年映画セミナー』は、 戦前戦後のファッション・イラストレーターの第一人者であり、 セツ・モードセミナー創設者でもある長沢節(ながさわせつ)さん の映画エッセイです。 1994年7月に角川書店より発行されました。 雑誌『装苑so-en』で連載1984年~1994年にかけて 連載されていた「セツ・シネマ・セミナー」から美少年映画を 抜粋したものに、イギリス、ヨーロッパ、アメリカの俳優ベスト、 美少年映画ベストなどの書き下ろしを加えた本です。 セツさんのイラスト・俳優の写真画像なども満載です。 セツさんの美少年への愛がたくさん詰まっています。(笑) アメリカの俳優ベスト1には、『ギルバート・グレイプ』に出演していた レオナルド・デイカプリオが選ばれています。 ギルバート役を演じた私の大好きなジョニー・デップは落選しました。(笑) まあ確かに、この映画のデイカプリオは、容姿もさることながら、 知的障害を持つ少年を見事に演じていました。 『装苑so-en』での連載は、1999年にお亡くなりになる前まで 執筆されていたようです。 セツさんは自転車で転倒し、脳挫傷にて死去されました。享年82歳。 自転車に乗って、スケッチに行かれるところだったのでしょうか、、、。 「セツ・モードセミナー」に通っていた知り合いに頼んで、 『美少年映画セミナー』にサインをいただいたときは、 とても嬉しかったです。よき思い出です。 セツさんの作品は、私を幸せな気持ちにさせてくれます。 セツさん、ありがとうございます。 <著書> 『新版デッサン・ド・モード』(美術出版社) デッサン120点を中心に長沢節による新しい女と男の美しさを、 独自なつかみ方、描き方で解明したもの。教科書。 『わたしの水彩』(美術出版社) 自然(風景・人物)との対話から生まれた傑作に寄せる思い、 エピソードなどを満載した水彩画のエッセイ・技法書。教科書。 『大人の女が美しい』(草思社) 恋愛、ファッション、マナー、インテリアなどを通して語る、 エレガントな女性像とは。 『あいまいな色が好き。』(文化出版局) 54枚のカラーデッサンで、セツ流おしゃれのエッセンスを紹介。 『弱いから、好き。』(文化出版局・復刻版) 「理想の男性像」を厳しくも優しい目で語る、セツのダンディスム講座。 さらに男と女のほんとうの姿とは。 『セツの100本立映画館』(草思社) 『スタイル画の世界」、長沢節監修、穂積和夫・河原淳共編(ダヴィッド社) 『細長いスネをもつ優しい男たちの中で』(文化出版局) <関連書籍> 『セツ学校と不良少年少女たち』三宅菊子著(じゃこめてい出版) 『長沢節物語 セツ・モードセミナーと仲間たち』西村勝著(マガジンハウス) 『池袋モンパルナス』宇佐美承著(集英社) 昭和のはじめから敗戦まで、東京・池袋周辺にあった芸術家たちの集落 「池袋モンパルナス」。彼らの鮮烈な生きようを、大宅賞受賞作家が描く 長編ノンフィクション。 『長沢節』内田静枝編(河出書房新社) 2004年に開催された回顧展にあわせて編集。長沢節のデビューから最晩年に 至るまでの多彩な活動とユニークなキャラクターをトータルに紹介。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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