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カテゴリ:タイショー&動物
近所で一人暮らしをしているNおばあちゃんが、
ペースメーカーの交換手術のため、先週の月曜日から入院しています。 その間、Nおばあちゃんの愛猫チロちゃんは家でお留守番で、 チロちゃんの食事はうちの母親があげています。 その他の世話は、Nおばあちゃんの娘さんがたまに来て、 やってくれているようです。 チロちゃんは、タイショーのおばあちゃんの兄弟で、 タイショーとも仲良しです。 この辺りのボス猫であり、野良猫との喧嘩で負けたことはありません。 Nおばあちゃんとチロちゃんは、約6年間一緒に暮らしています。 その間、こんなに離れ離れに暮らしたことはないと思います。 留守番3日目が過ぎた頃から、母がご飯をあげに行くと、 普段滅多なことで鳴かないチロちゃんも寂しげな声を出して、 母のそばに近づいてくるようになったそうです。 私も暇を見つけては、チロちゃんの所へ行って、 話しかけたり、頭を撫でてあげたり、天気の良い日は外へ遊びに行けるよう 窓の開け閉めを担当しています。 Nおばあちゃんが入院して一週間が経ちました。 そんな生活にチロちゃんも慣れてきたのか、 私や母が行くと、窓のそばで待っていてくれるようになりました。 今日の午後、Nおばあちゃんの娘さんが家に来ました。 母がNおばあちゃんの様子を聞いてみたところ、 手術は成功したものの、痴呆症のような症状が出ているため、 もうあの家には戻らずに、 介護施設に入ることになるかもしれないとのことでした。 そうなると、チロちゃんは娘さんの家で飼うことになるそうです。 実は娘さん、数日前にチロちゃんを自宅へ連れていこうとしたのですが、 チロちゃんが大暴れして、連れて帰ることができなかったそうです。 今日も家の中へ入った途端、チロちゃんに威嚇されたそうです。 まさか、こんなことになるとは思ってもいませんでした。 入院する前日、Nおばあちゃんはとっても元気で、 「チロのこと、よろしくお願いします。10日間後には帰ってくるからね」 と、母親と話していました。 今朝もチロちゃんに「もう少しでおばあちゃんは帰ってくるからね」 と、頭をなでなでしてあげたのに、、、 チロちゃんは、フニャフニャと甘えるような声で鳴いていました。 Nおばあちゃんは、もうあの家には戻れないかもしれない、、、 チロちゃんとは、もう一緒に暮らせないかもしれない、、、 Nおばあちゃんが帰ってくるのを待っているチロちゃんの気持ちを考えたら、 悲しくて泣いてしまいました。 「Nおばあちゃん、チロちゃんは待っているよ」 痴呆症のような症状は、一時的なモノで、 手術前の元気でおしゃべり好きなNおばあちゃんに戻りますように、、、。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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