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テーマ:観葉植物について(1350)
カテゴリ:植物
数年前、近所のスーパーでサンセベリアの株を購入しました。
1~2ヶ月で発根し、その後株元から小株が出て、 元気にスクスクと育っていたのですが、、、 昨日から葉が数枚倒れてしまいました。 家にあった観葉植物の本を読んだところ、 原因は、水やりの時期が早かったようです。 気温が最低10℃以下になって水を与えると、 葉が凍傷を受け、地ぎわが腐り、葉が倒れてしまうのでした。 寒さに強くするために、毎年10月後半~4月まで水を与えずにいたのですが、 ここ数日暖かな気温だったので、水を与えてしまいました。 昼間は暖かくても、早朝や深夜は寒いときがあったのだと思います。 サンセベリア、、、ごめんなさい。 この倒れてしまった葉は、葉挿しに利用できるみたいなので、 腐った部分を切り取り、新聞に包み、日陰に置いておくことにしました。 葉挿しの時期は5~6月で、葉を5~10cmに切って、 川砂に挿しておくといいみたいです。 なお、斑入り種は葉挿しにすると、元の緑葉に戻ってしまうようです。 それはそれで楽しみです。 サンセベリア(サンスベリア)とは、 リュウゼツラン科。南アジアやアフリカの乾燥地帯原産です。 一般にはトリファスキアータとその園芸品種を育てています。 直立した剣状の多肉性の根出葉は、緑色の濃淡で横縞模様が入ります。 チトセランとかトラノオとも呼ばれます。 ●サンセベリア・トリファスキアータ「ローレンティー(ローレンチー)」 代表的品種です。周囲に幅広い黄白色の斑が入り、 フクリンチトセランとも呼ばれています。 ●サンセベリア・トリファスキアータ「ローレンティー・コンパクタ」 葉長があまり伸びません。濃緑色の葉に濃黄色の覆輪斑となります。 ●サンセベリア・トリファスキアータ「ハーニー(ハニー)」 小型の品種で、丈が非常に低く10~20cmの矮性種で、 葉がまっすぐに伸びず、株元で四方に広がっています。 葉色は基本種と同じ。葉色の違うタイプで「ゴールデン・ハニー」、 「シルバー・ハニー」、「ダイヤモンド・ハニー」などがあります。 ●サンセベリア・キリンドリカ ボウチトセランとも呼ばれます。葉は堅い棒状の太さ2~3cmの円筒形で、 濃緑色地に淡緑色の横縞模様が入ります。高さは1m近くなる大型種です。 大株になれば、8月ごろに花茎を出し、黄白色の花を咲かせます。 ●サンセベリア・スタッキー ツツチトセランとも呼ばれます。葉が棒状で円筒形をしています。 葉に縦溝があるのが特徴です。 サンセベリアは、マイナスイオンを放出し、空気清浄作用があると言われていますが、 このスタッキーは通常のサンセベリアに比べると、 マイナスイオン効果が高いらしいです。(真意の程はわかりません) その他に、ゼラニカ、シリンドリカ、キング、スパーバ、ムーンシャイン、 パテンス、ミニサンスベリアなどの品種があります。。 ローレンティー ローレンティー・コンパクタ ハーニー キリンドリカ スタッキー <失敗しない育て方> ●置き場所は、高温を喜ぶので春~秋は戸外の直射日光に当てるが、 夏は半日影に置く。寒さには弱く、越冬には10℃以上が必要。 室内でガラス越しの光線によくあてる。 ●葉が肉厚で乾燥には強いのだが、過湿には弱いので、 水は表土が乾いたら与えるようにする。 冬は最低10℃以下になったら水を切る。 ●肥料は、生育旺盛な5月~9月に、月一回緩効性の化学肥料や油かすを与える。 ●植え替えは、1~2年にすると株が鉢いっぱいになるため、 株分けをかねて5月~8月に行なう。植え込み材料は排水のよい土を用いる。 ●ふやし方は、株分け、葉挿し(上記参照) 失敗しない観葉植物入門決定版 <おまけの写真> 人が何か撮影していると、必ず側に寄って来て邪魔をするタイショー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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