なき虫タイショーとワクラクな日々

４月２日に６歳になったタイショーですが、
ここ数日、左目の内瞼が赤く腫れ、大量の目やにが出るようになりました。
その後、食欲が無くなり、寝てばかりいるようになりました。
昨日は、変な声で鳴いた途端、黄色い胃液を吐きました。

今日の午後、以前お世話になった動物病院へ連れていきました。
うんちの検査、一般血液検査、猫ウイルス(FIV/FeLV)検査など、
いろいろな検査をしましたが、先生も原因がよく分からないようでした。

たぶん、すい臓が炎症しているのではないかということでした。
すい臓に異常があるときは、水やご飯を食べると体に痛みが走るそうで、
２日ほど絶食して下さいと言われました。
脱水症状を抑えるための点滴治療と食欲が出る薬を一錠飲み、
診察は終了しました。

タイショー、お疲れさまでした。動物病院は怖かったね。
知らない人に体を触られて、待合室では犬がたくさんいたもんね。（笑）
早く治るといいね。


今日は、チロちゃんに助けられました。
チロちゃんは、うちの近所で一人暮らしをしているおばあちゃんの愛猫で、
現在おばあちゃんが入院中のため、ひとりでお留守番をしています。
母と私とで、ご飯やトイレなどの世話をしています。

実は、午前中、タイショーは行方不明でした。
昨日の夜、タイショーに「動物病院へ行って、早く元気になろうね」
と、話したことで逃げ出したのかもしれません。（笑）

早朝、タイショーが外に出たがったらしく、父が窓を開けて出したのですが、
いつもなら１時間ほどで戻ってくるのに、３時間経っても戻ってきませんでした。

庭や近所を見て回りましたが、どこにもいませんでした。
そのうち帰ってくるかなと思いつつも、
「猫は、自分の死を悟ると人前から姿を消す」という話を思い出して、
いてもたってもいられない気持ちになりました。

午前１０時頃、いつものようにＮおばあちゃん家へ行って、
チロちゃんを外に出してあげました。
その時、チロちゃんを撫でながら、
「タイショーがいなくなったの。チロちゃん捜してくれる？」
と、話してみました。

すると、普段は外に出しても私の家には来ないチロちゃんが、
私の後をついてきて、うちの庭を散策し始めました。
それから数分後、今度は私の部屋に入ってきて、
タイショーの寝場所の匂いを嗅ぎ、また外に出て庭を散策し始めました。

暫くチロちゃんの様子を見ていたところ、
池の周りを行ったり来たり、何か気にしているようでした。
外に出てチロちゃんのそばへ行くと、
チロちゃんは自分の家の方へ歩いて行ってしまいました。

池の周りは朝も捜しましたが、タイショーはいませんでした。
なんでチロちゃんは池の周りを気にしていたのかな～と思いながら、
ちょっとかがんで池の周りの植木の隙間を見たところ、
植木の根元にぐったりと座り込んでいるタイショーの姿が見えました。
「タイショー」と呼んでも、返事せず、
「こっちにおいで、おいで」と何度も呼んだところ、
やっとゆっくり起き上がって、私のそばへやって来ました。

もう会えないんじゃないかとちょっと思っていたので、
タイショーが見つかったときは、本当に嬉しかったです。
そして、タイショーの居場所を教えてくれたチロちゃんに感謝・感謝です。

本当に動物は、人の言葉、気持ちが分かるんだな～と実感しました。
最初から動物に話しても分からないだろうと思わずに、
なんでも話したほうがいいですね。（笑）


昨年の５月に放送された『天才！志村どうぶつ園』の
「動物と話せる女性ハイジ×飼い主を襲う猫」編は、と～ても感動しました。
　☆パート１　☆パート２　


　
　＜３月に撮った写真です。左がチロちゃん♂、右がタイショー＞