なき虫タイショーとワクラクな日々

近所に住んでいたＮおばあちゃんの愛猫チロちゃんの独りでお留守番は、
今日の夜に終止符が打たれました。
チロちゃんはＮおばあちゃんと共に、
Ｎおばあちゃんの娘さん(チロちゃんが嫌いな娘さん)宅へ、
連れて行かれました。

※初めてこのブログを読まれる方は、
カテゴリー＜タイショー＆動物＜チロちゃんも読んで見て下さい。

Ｎおばあちゃんがペースメーカーの交換手術のため、
入院したのが２月２６日(私の誕生日)でした。
それから約４ヶ月、チロちゃんはＮおばあちゃんの帰りを待っていましたが、
結局、Ｎおばあちゃんはあの家に戻ることができませんでした。


　　
　　　　　　　＜独りでお留守番から１ヶ月経過＞


今日、久々にＮおばあちゃんに会いました。
元気に歩き、声も大きくてハキハキ話すのですが、、、
痴呆症が進んでいるのか、私のことが誰か分からないようでした。
ちょっと、ショックでした。

Ｎおばあちゃんは現在老人施設にいて、
月に何度か娘さんたちの家へ泊まりに行っているようです。
今日も埼玉県熊谷市にある娘さん宅に泊るようです。
チロちゃんにとっては、４ヶ月ぶりにＮおばあちゃんと一緒に寝れます。
チロちゃん、よかったね。

　
　　　　　　　＜独りでお留守番から３ヶ月経過＞


チロちゃんは、今日Ｎおばあちゃんと会えることが分かっていたのか、
いつもと行動が違っていました。
いつもは大体午前１０時頃、チロちゃんを外に出して、
午後３時くらいには家の中へ入れるのですが、
今日は午後１時過ぎからうちの庭でミャ～ミャ～鳴いていました。
そのうち、窓の網戸に飛びついて、さらに鳴き続けました。
あまりにも鳴くので、自分の家に帰りたいのかな～と思い、外へ出ると、
チロちゃんは自宅へ走って行きました。
それから３０分後、Ｎおばあちゃんたちが来たのです。
不思議ですね。家の中でＮおばあちゃんを出迎えたかったのでしょうか。（笑）

夕方、Ｎおばあちゃんと娘さんが夕食を食べに外出している間、
チロちゃんに最後のお別れの挨拶に行きました。
チロちゃんは押入れの中にいましたが、出てきてくれて、
いつものように私の足にスリスリしてくれました。
「チロちゃん、今までありがとう。お別れだね。元気でね」と言いながら、
チロちゃんの体を撫で撫で、頭を撫で撫でしてあげました。

それから１時間後、Ｎおばあちゃんと娘さんが帰宅しました。
いよいよチロちゃん捕獲の時がやってきました。
今回はＮおばあちゃんが一緒なので、すぐに捕獲できるだろうと、
母と共に様子を見に行ったのですが、、、
部屋には血のついたティッシュが散乱、娘さんが怒りながら、
チロちゃんの入った籠の蓋が開かないよう紐で縛っているところでした。

娘さんの左手首からは、血がたれていました。
娘さんの話によると、Ｎおばあちゃんがチロちゃんを抱っこして、
籠の中に入れようとしたのですが、
手に力が入らなくて、チロちゃんを持ち上げることができず、
変わりに娘さんがチロちゃんに触った瞬間、
チロちゃんは大暴れ、左手をガリッと爪で引っ掻かかれたそうです。

チロちゃんもびっくり＆怖かったのでしょうね。
籠の小窓から、Ｎおばあちゃんの顔を不安そうに見つめていました。
そんなチロちゃんに、「チロちゃん、大丈夫だよ」と声をかけたら、
「ミャア～」と返事をしてくれました。
そこで、またお別れの挨拶をして、母と共に帰宅しました。


チロちゃんには、タイショー共々お世話になりました。
本当にありがとう。感謝・感謝です。
新しい家で、楽しく過ごしてほしいと思います。
なんだか、この頃、親しかった動物との別れが続いて、ちょっと寂しいです。