カテゴリ:セミナー・講演会☆
「君子豹変」 この言葉はいい言葉でしょうか? 悪いことを意味する言葉でしょうか?? 私は悪い意味だと思ってました。 君子にころころ振り回されるのは かなわないなぁと。。。 でも、いい意味の言葉でした。 「君子は自らの過ちをたちどころに 改められる」と。 ************* 「自分ってなんだろう??」 「自分に合う仕事ってなんだろう??」 でも田口ランディさんのお話を お伺いしたとき、 「自分探しを必死にしたが、 自分というものはなかった」 という言葉にガーンと思いました。 今回も、養老先生に、 「自分っていうものは、 『人が見るもの』だ」 つまり、人が見るその人像 はあるけど、自分の中にあるものではない。 さらに、 「仕事はお前に合わせて作られてない。 社会に必要とされて仕事が生まれるものだ。」 とばっさり切られて びっくりしましたが、納得し、 なんかすがすがしい気持ちになりました。 ************** 養老先生いわく、 「就活の面接で、自己紹介させたり、 長所短所、特徴を言わせたりするのは、 面接官の怠慢だ。 その人の人柄を見抜くのが、 上役の仕事だろ。 仕事も自分で考えるものじゃない。 上司が『こいつをどう使ったら活きるか』 考えるべきものだ。 部下を育てるという仕事をしてるから、 給料を多くもらってるはずで、 今はそれができてない。おかしい。」 と養老先生節で語っていらっしゃいました。 ************ 「川は常に流れていく水が 変わっていくように、 人もまた毎日変わっていく。 去年の髪の毛生やしている 人なんていないだろう?」 「自分のことが一番わからない。 大事なことは、大事だからこそ、 一番冷静に見られないものだ。」 「人間は体からモノを覚える」 「『社会的役割≠自分』 仕事は自分の全てではない。 仕事をおろしたら、自分がいる。 今は混同しちゃっている奴が 大勢いすぎるのではないか。」 などなど名言、教訓たっぷりで、 様々な経験を積まれた養老先生だからこそ、 語れる言葉、お話(笑いあり涙あり)に、 心をぐっとつかまれました。 本居宣長が例として話に出たり、 夫婦円満の秘訣について、 数学のベクトルを用いて説明される など、 その知識の幅広さ、説明のわかりやすさにも 圧倒され、ははーっと思いました。 さまざまなことを考えさせられる 素晴らしい講演でした。 ************ 敬愛する松田綾子さんが 「講演は、声が大事」と常々おっしゃっていますが、 養老先生の声の魅力にも魅了されました。 また、観客に「親しみを感じさせる」 ことの大切さ、 その時間だけでも、講演者が 「愛すべき友人」と思わせる力、 もすごく大事だなぁと思いました。 執筆においてもまたしかり。 神田昌典さん、和田裕美さん、 などなどなどなど尊敬する方々は、 そういう力に長けていらっしゃる方 だなぁと改めて感じました。 人気ブログランキングに参加しています☆ いつも応援してくださって、 本当にありがとうございます☆嬉しいです☆ 皆様の支えあっての私、このページだと 今改めて、心から思います。 一人ぼっちに感じたときも、 茫然自失としたときも、 皆様のやさしい愛に支えられて いるんだなって本当に思います。 いつも、本当にありがとうございます。 心をこめて。 もしよろしかったら、応援よろしくお願いいたします☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.16 13:36:34
[セミナー・講演会☆] カテゴリの最新記事
|