『幸せは、自前で調達する』

（「私には夢がある」
取締役社長 岩崎久美）

和田清華が貸してくれた、
美輪明宏さんの著書の
裏表紙に書かれていた言葉。

「永遠に幸せでいる方法は、たったひとつ。
感謝の心を忘れないことです。

そうすれば、
幸せはいくらでも自前で調達できます」


幸せって、
人に調達してもらうものではないんですね。
自分の気持ちしだいで、なれる。


頭ではわかっているのですが、
なかなか、これが難しい。

周りからはわからないのに、
不幸せに陥っているときは、
完全に、自分の世界に
入り込んでしまっているときだから。



私は、普通に見ても、
幸せな人生を送ってきた人間です。
あんまり、不幸せな時期はない。


それなのに、落ち込んだり、傷ついたり、
不幸せに感じたりした瞬間は、
いっぱいある。


それは、まさに、自分で自分に、
不幸せを調達しているとき。

もってこなくたっていいのに、
自分で自分に持ってきてしまって、
「あぁ、私って、なんてかわいそう！」
と、落ち込む。



後から考えると、
わかるのだけど、
それにはまり込んでしまっているときは、
本当に、つらかったりする。



そこから抜け出すのは、やはり、
「感謝」という気持ちなのだと、
美輪さんの言葉を読んで、
改めて感じました。



今、感謝できることを、探す。
自分で調達してきた、
不幸せに悩んでいるときは、
何かしら、あります。
感謝できることが。
どんな、小さなことでもいいのです。

それに、ひとつひとつ、
「ありがとう」を、感じる。

そうすると、
自分で作り出した不幸せは去り、
自分で幸せを調達してくること
ができるのだと思います。


有限会社「私は夢がある」ＭＬより



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「しあわせはいつもじぶんのこころがきめる」

相田みつをさんの言葉ですが、

自分を幸せにできるのも自分、
不幸せにするのも自分
なんですよね。

どちらを調達してくるか、
それは自分で決めていること。

悪循環に陥ってはまってしまっているときは、
無意識に自分の心に良くない方向へと
自らが進んでしまっている。


「早く決めなきゃ」
「自分の力でなんとかしなきゃ」
そうあせればあせるほど、
袋小路にはまってしまう。
八方塞に感じてしまう。



そういうときは、
あせる気持ちを沈め、

「決断を勇気を持って
先延ばしにしてみること

つまり、

今は決めない

という選択もある」

ということを覚えていてほしいと思う。

＊＊

特に夜に悩みだすと
周りも暗いしどんどん悲しい気持ちになって、
どこまでもとまらずはまっていくから、

「どうせ悩むなら、
夜ではなく、明日の朝悩もう」

そう決めて、寝る。

朝日をあびると自然と
ちょっと気持ちが楽になっていたり
するから。

＊＊

あとは、生活の中で、
「何気ない日常の幸せを探す」

風をきってあるくときの心地よさとか、
バスから見えるうつりゆく景色の美しさとか
列車から見える大きな空と雲の雄大さ、色の美しさや

ポカポカあったかい部屋でぼーっとすることとか
体をあっためてくれるほっとレモンのおいしさとか

今の季節、今思いついただけでも
結構いっぱいある。


そんな中で突破口がふと見えたりする。
一見遠回りに思えることが
一番の近道だったりする。


自前で幸せを調達すること。

それは自分の心をやわらかく
ほぐす術を知っていて活用すること

ではないだろうか、と私は思う。