カテゴリ:エッセイ・日記
『「期待」は、「信頼」とみせかけた「依存」』 (「私には夢がある」取締役社長 岩崎久美) (中略) 「信頼」とは、目の前に見えていることや、 データよりも、その人の言葉を、 受け止めるどうかなのだということを、 体感したと、おっしゃっていました。 目の前で起きている事や、 データを元に判断しようとするのではなく、 その人の言葉を、まずは、受け止める。 それが、「信頼」。 人を「信頼」すること、人に「期待」することの違い。 なんとなくは、わかるのだけど、 はっきりした違いが、わからない。 自分では、「信頼」しているつもりが、いつの間にか、 依存になり、そして、疑いになることがある。 本当の「信頼」とは、どんな感覚なのかしらと、 ずっと、心に引っかかっていました。 福島さんの言葉で、ぼんやりと、 わかってきたような気がします。 「期待」には、自分の見解が入る。 こうして欲しい、こうなって欲しいという、 自分の願望が入る。 自分自身を「信頼」していない人が、 人に寄せる「期待」は、「信頼」とみせかけた「依存」。 「信頼」とは、自分の見解はさておき、 無条件に、まずは、受け止めるということ。 そう考えると、誰かを「信頼」することは、本当に難しい。 人を「信頼」することは、 まず、自分を「信頼」することが出来て、 初めて出来ることだと思うから。 有限会社「私には夢がある」MLより **************** 「期待」は「信頼」とみせかけた「依存」 痛い言葉だと思いました。 でも、特に家族関係、恋人関係、 という大切な密な関係において 大切なこと。 「信頼」はあったかい。 包まれている安心感。 一方、「期待」は重い。 息苦しいし、疲れる。 同じように「心配」も。 自分が不安な気持ちになるのが 嫌なだけじゃないのか。 本当に相手のことを思うのであれば、 何も言わず、見守る、まかせることも 時には必要。 自分の生育暦でつくられた癖、 「愛情」を「期待」や「心配」であらわすということ。 それは本当に相手のためになっているか。 相手の気持ちを考えているか。 自分に問いたいと思う。 自分の今をありのままに受け止める。 そこが第一歩。 自分の問題を相手に投影してはいけない。 自分の問題を誰かのせいにしてはいけない。 自分の中に自分への信頼があるからこそ、 人と支えあっていきていくことが可能になる。 大切な人ともたれかかれあうのは 重い。 足をひっぱる、重荷になる。 大切な人とよりそいあうのは 心地よい。 その存在が力になる。 励みになる。 あなたは大切な人の 重荷になってませんか?? 力になってますか?? 共依存の関係ではなく、 信頼関係を築いていきたい。 自分も相手も 幸せになるために。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.16 14:37:48
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