カテゴリ:大切な人たちへ☆
『人と自分を比べて、落ち込んでしまったとき』 (「私には夢がある」 取締役社長 岩崎久美) 「夢ある」で講演してくださった、 元ソフトオンデマンドの社長である、 高橋がなりさんに、 こんなことを言われたことがあります。 「岩崎は、人によく見られたいと思う気持ちが、 強すぎるんだろうね。 でも、たとえば、それは、 偏差値でいうと、43と45の違いに、 ムキになっている感じ。 周りから見たら、40台で変わりないのに、 その差に落ち込んだり、意固地になっている感じ。 周りから見たら、 とても、小さな差に、こだわっているんだよ」 昨日参加した、 科学者である村上和雄さんの講演会でも、 村上和雄さんは、 「この人は偉いとか、偉くないとかいう、 人間同士の差なんて、誤差の範囲内」 と、おっしゃっていました。 もっと、広い範囲から見つめたら、 人と自分を比べて 落ち込んでいるときに感じている差は、 本当に小さなものなのかもしれません。 人と比べなくなれば、 その悩みはなくなる。 でも、そういうクセをもっている私は、 人と比べるのを辞めようとするのは難しい。 わかっているのに、 つい、比べてしまう自分がいる。 だから、人と比べて、 落ち込んでしまったとき、 小さなことに意固地になっている 自分に気づいたときは、 「誤差の範囲内よね」と、 自分を立て直したいと思います。 それは、あきらめることとは違う。 人との小さな「差」に、焦点をあわせ、 そこをじーっと、見つめ続けて、 足を止めてしまうのではなく、 「誤差の範囲内」の「差」を受けとめながら、 次の一歩を、踏み出すことをあきらめない、 自分になるためです。 もし、今すぐには、すごく悩んでいたり、 つらかったりして、 歩き出すことが難しかったとしても、 今は、休憩時間にいる自分だとしても、 この、休憩時間が終わったとき、 また、新たな一歩を踏み出すという希望を持った、 自分になるためです。 有限会社「私には夢がある」MLより ************* 自分のことを言われているみたいで、 ドキッとしました。 でも、「誤差の範囲内」 そう思うと、気持ちがとっても楽になりました。 「差」に気づけることも力。 その差にこだわりすぎて落ち込んでしまって 自分の良さを忘れてしまったりしては もったいないし、本末転倒。 完璧な人なんていないから。 「差」を認識しつつも、 自分の良さを伸ばすことに 注力したほうがきっと楽しい。 その過程で「誤差の範囲内」の差なんて 気にならなくなってしまうのではないかな。 もちろん謙虚さも必要だけど。 比べて落ち込んでどうしようもないとき 「誤差の範囲内」という言葉を 思い出せたらいいなと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.12.16 14:55:23
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