カテゴリ:エッセイ・日記
NHKの「~ようこそ先輩~課外授業」の 映画美術監督の部谷京子さんの回を見ました。 「夢の家」と題された5通りの数行の台本をもとに、 子どもたちが夢の家をデザインするという内容でした。 私は、台本をもとに、大体こんな感じになるだろうなぁと 予想というかイメージしていたのですが、 台本の主人公の方々への聞き取り調査をもとに作られた 夢の家は、私の想像なんて、はるかに超える とっても素敵な素晴らしいおうちになりました。 私は現実的に快適で過ごしやすい家くらいまでしか イメージできなかったのですが、 子どもたちは、台本の行間を読み解き、 台本の主人公の方が本当に望んでいる夢の家とは 一体どういうものかということを真剣に考え、 今はもう亡くなっている方も登場させたり、 台本のそれぞれの主人公の方が涙するくらい、 心から喜ぶ家を作り上げていました。 お仕事をするうえで、発想力やアイデアも大事ですし、 皆の創意工夫が盛り込まれる事も重要ですが、 何より、相手のニーズをくみ取ること、慮る事が 一番大事なのかもしれない、と改めて思いました。 「想い」があってはじめて、人の心に伝わるものになる。 授業を通じて、部谷さんや子どもたちに 大切な事を教えて頂きました。番組を見ながら、 涙がぽろぽろ流れ、とまりませんでした。 素敵な番組を、本当にありがとうございます☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.02.09 12:04:43
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