テーマ:夢を叶える人になる(1190)
カテゴリ:エッセイ・日記
電車に乗ると、春頃から、 就職活動中らしき学生さんの姿をよく見かけます。 私自身、就職氷河期に就職活動をし、転職もしているので、 就活中の女子学生の姿を見かけると、人ごととは思えず、 「頑張れ!」と心の中でエールを送ってしまいます。 私の時は、早い人だと5月のGWあたりに内定が出始め、 私自身は、5月下旬に一番の本命だった企業の面接に落ち、 ちょうど今のこの時期はどうしたらいいのかわからなくなり、 迷走していた時期だったように思います。 5月までくらいは、説明会で様々な業種、職種の方の お話を聞くのが新鮮で刺激的で楽しかったりして、 周りでものすごく悩んでいる子を見ると、なんでだろう? 結構楽しいじゃん、と思うくらいのんびりしていました。 でも、一番の本命に落ちてからは、何を目指していいのか わからなくなり、時間だけは過ぎていき…友達は内定をもらい… 合否の連絡が来る電話やメールが気になり、 予定も企業の次の面接の日程次第で変わり、 グループディスカッションでは言いたい事を全く言えず終了し、 大事な面接で意図のわからない意味不明な質問にとまどい… そんなもやもやした6月を過ごしてました。 そのうちさすがに焦り始めて、周りの人たちに 改めてアドバイスを求めることにしました。 それまでも研究室やバイトの先輩などに 話を聞いたりはしていたのですが、 この時期は更に、既に内定をもらった同級生の友人に 話を聞くことにしました。 それで、再び自己分析をし直し、友達のアドバイスに従い、 「面接では、自分のアピールをしようとするのではなく、 会話をすることを心がけた方がいい」ということを心がけ、 数少なくなってきた、志望している残りの企業の面接に臨みました。 よく考えてみれば当たり前のことなんですけどね… 「相手の立場になって、わかりやすく伝える」 「コミュニケーションを大事にする」 既にエントリーを締め切っている企業も増え、 落ちては新たにエントリーし、面接の合否を待ち… という日々にこの時期は本当に疲れきってましたね。 それでも気持ちを奮い立たせて面接に向かうのに、 がっくりする結果が続くとやっぱりつらいですよね。 そんなこんなで、思わしくない日々が続き、 逆に開き直ってきた7月下旬に、やっと私も内定を得ました。 「自分の素で勝負するしかしょうがない」 と開き直って、自然体で面接に臨めたのも 良かったのかもしれません。 ただ、この時内定が出た時点で、もう「就活は疲れた」 と思って、その時点でまだ進行中だった企業の面接には もう行かなかったんですよね。 今思うと、あの時進行中だった他の2社の面接も 最後まで受けてから、考えても良かったかなぁと思います。 実際に、数年後に転職もしていますしね。 あの頃の悔しい苦しい思いを、忘れないうちに 書いておきたいと思い、書きました。 決して成功体験ではない、挫折だらけの私だったからこそ、 感じた思いや、わかることがあるかなぁと思ったので。 今就職活動を頑張っている皆さんに、 もし何かの参考になれば、幸いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.23 11:51:58
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