カテゴリ:エッセイ・日記
さすが角田光代さんが原作の作品だけあって、 働く女性や主婦のもやもやや心情が痛々しいほどリアルで、 特に前半は見てるのがつらくて、おそるおそる見ていました… もし主演の原田知世さんの存在感、透明感がなかったら、 ドラマの暗い雰囲気が嫌で、最後まで見ていられなかったかも… でも、最終回の「自分を愛せない人は人も愛せない」 という冨士眞奈美さん演じる独居婦人の言葉や、 たった一度のわがままも聞いてもらえないのか と主人公が絶望して泣くシーンなど、ハッとし、 心がぐっと掴まれました。 あと、旦那さんの態度が一転優しくなってきて、 「大切なものは実は既に自分の身の回りにあって、 気付くか気付けないかだけ。伝える勇気も大事」 というメッセージを感じて、切ない気持ちになりました。 心変わりにそりゃないよと思いながらも、それでも、 心をこめた「ありがとう」は心に響くものなんだなぁと、 改めて言葉の力の大きさも実感しました。 私は基本的にハッピーエンドの作品が好きなのですが、 今回は幸せな結末になりようがないストーリーで、 どうなっちゃうんだろう…とハラハラしていましたが、 でも、悪くない終わり方だなぁと思いました。 【送料無料】紙の月 [ 角田光代 ] 最終回を見て、原作も読んでみようかなぁと思いましたし、 主題歌「子守唄」もドラマに合っていて、素敵でした☆ 【送料無料】【CDポイント5倍対象商品】ザ・ジャパン・コレクション [ マイア・ヒラサワ ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.02.09 20:44:16
[エッセイ・日記] カテゴリの最新記事
|