|
テーマ:コーラス(2704)
カテゴリ:教会コーラス
S村、K町ともにイースター・ミサの出番は日曜日。
またしてもミサのはしご S村のミサが8時半、K町のミサが10時半。 われながら無茶してるなーと思うけど、もともと人数の少ないS村を蹴ることは許されず、K町は好きで参加しているのでどうしようもない。 普段のS村ならば、比較的楽な曲ばかりなのでウォーミングアップ替わり~なーんてナメくさったことも言ってられるけど、今回はちと違う。 AntonBrucknerのミサ曲で、難しくはないけどFやGが何度も出てきたり、メロディラインが上がったり下がったりする、それなりに歌い甲斐のある曲がいくつも。 しかも、S村のメンバーでFやGまでちゃんと届くのは、、、2人、いや、3人? 手も気も抜くことができない。 その直後に控えているのが、K町のミサで、モーツァルトのスズメのミサ。 モーツァルトだから、Gなんてもう当たり前のように出てくる。 といっても、Gis以上は出てこないんだけど。 K町のソプラノにはすごくいい声を持っている、自他共に認めるソプラノパートNo.1の優しいおばさまがいて、メンバーのほとんどが彼女の声に寄りかかっているような感じ。 しかし、Kyrieで2度出てくる16音符の下り上りを含む3章節と4章節にわたるフレーズが、どうしてもマスターできないらしく、このおばさまにとても頼りにされてしまっている。 さらにこのおばさま以外のメンバーはこのフレーズになるとどんどん落ちていくので、途中で止まるワケにはいかない。 ま、もともと一息で歌うしかないフレーズなんだけど。 CDのスピードなら楽勝なんだけど、結構ゆっくりに演奏する。 もう、毎回窒息寸前。 そしてハイライトは、ヘンデルのHalleluja。 この曲を演奏すると、華やかなモチーフが繰り返され、各パートに高音域のパート・ソロが入り、否が応にも盛り上がり、アドレナリンが体中を駆け巡る。 ソプラノはAまで出てくる。 Aは一瞬なのでまあなんとかならないこともないのだけど、もっと辛いのは全音符二つ分ちょっとのロングトーンがE、F、Gと音程を上げながら続く部分。 自分の声で頭が充満し、他の音が聞こえなくなる。 この曲ではソリストの出番はないので、それぞれにパートに入って一緒に歌ってもらう。 その分コーラスも気楽に歌えるという利点もある。 去年もイースター・ミサの最後にこの曲を演奏した。 この曲が終わった途端に参列者から拍手が起こった。 いくら最後の最後だと言っても、まだミサが完全に終わっていないのに、演奏に対して拍手が起こるなんて、前代未聞だ。 ユニバーサルクラシック マリナー/ハレルヤ・コーラス~ヘンデル:メサイア ハイライト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
April 5, 2010 04:17:35 PM
コメント(0) | コメントを書く
[教会コーラス] カテゴリの最新記事
|