|
テーマ:コーラス(2686)
カテゴリ:教会コーラス
木曜日の夜、O村教会でゲネプロがあった。
いや、ゲネプロっていうよりも、かなり本気の普通の練習を本番と同じ会場でやってますって感じ。 中盤の山場直前へつながる箇所、ここの部分だけ調が変わる。 全パートに激しく半音が入るちょっと複雑なフレーズ。 、、、ただ聞いてる分には簡単そうなんだけど。 山場へと導くための、フレーズ最後の重要な音がどうしても合わないらしい。 最初は全パート全滅で、指揮者がオルガンで音を鳴らしながら、何度も何度も繰り返す。 でも、歌っている本人達はどこが違うのか全然分からないので、どれだけやり直しをしたって、時々まぐれで当たるくらいの確率。 もう、何度も何度も何度も何度も、、、この部分を繰り返した。 まずはソプラノだけ、ソプラノ+アルト、テノールだけ、テノール+バス、テノール+バス+アルト、全パートで、そしてまた振り出しに戻る、みたいな、、、 何度やっても、テノール1の最後の音が合わない、アルトが高すぎる、そのうちソプラノが低くなる、、、 でも歌っている本人たちはどこが違うのかいまひとつ掴めていない クリスチァンのダメ出しが延々と続く・・・ ゲネプロでこれってどうなの しかし、これが噂のこだわりのクリスチァンかー、と 以前は、夏のS村とO村合同のミサ曲のゲネプロも、そんな風に延々と厳しく真面目に長引いていたらしい。 ゲネプロで散々歌わされて、本番で声が出ないのよ! って、ぶーたれのドリスがゲネプロが近づいてくるたびに言っている 私たちが参加してからはそんなに鬼のように厳しかったという印象はない。 ヴォルフラム曰く、 いやあ、クリスチァンも年取ったんだなあ なんかそれ、寂しいなあ だから今日は、本当はまだまだガンガンいくよ!のクリスチァンが見られて、 そして山場の後の、出だしが繰り返される部分。 どうしてもソプラノ1が音が取れず、結局指揮者がEinsatzの直前に小さな声で音を出してあげることで解決 しかし!ソプラノ1がしっかり入ると、今度はソプラノ2がつられる。 ソプラノみんなで1を歌うことに方針変更したのかと本気で思いました。 思わず隣の人に「え、この部分みんなで1歌うことにしたの?」って確認しちゃったよ そんな感じで、1時間半くらいみっちりとプローべ。 最後の最後に出た指揮者の言葉 2回は合ってたよ。 他の部分は出来てるんだ。きれいにハーモニーが出来てる。 この中盤の箇所だけなんだよ。 ま、1箇所、2箇所くらい多少和音が合ってなくたって誰も気づきはしないけどね。 全部で9分もある曲なんだから、1箇所くらい間違ったって大丈夫だよ。 初めて歌う曲だから、いまいち自信がなくって、迷子になって音が取れなくなるのって実はよくあること。 さて日曜日の本番、どうなることやら。 グレツキ:弦楽四重奏曲第3番≪…ソングス・アー・サング≫ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[教会コーラス] カテゴリの最新記事
|