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南ドイツ 小さな谷の旋律

南ドイツ 小さな谷の旋律

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September 26, 2010
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テーマ:コーラス(2686)
カテゴリ:教会コーラス
13時半ちょうどに、O村に到着。
学校の中にある練習室に向かうと、ちょうどクリスチァンとクリスチァン・パパも車を降りてこちらに向かって歩いてくるところだった。

近くに立っていたコーラスのメンバーに向かって大声で

僕達はみんな、午前中にK町で歌ってきたところなんだよ!!

と話しかけている。

出番後だからか、それとも出番前だからか、テンション高いなうっしっし


バッチリEinsingenしてきたよねウィンク

と声を掛けると、うれしそうに目をクルクルさせながら

その通り!
まったく、家に帰ったと思ったらすぐに出かけなきゃならないんだから、大変だよね


って、顔が全然嫌そうじゃないんですけど?

あ、分かった。

本来なら自分ひとりが大変な思いをするはずだったところを、4人も道連れを作ったんでうれしいんだうっしっし



さて、Einsingen。

というよりも、ウォーミングアップはしないで、まずはTotusの他に歌う2曲を通す。
SchweizerのSancta MariaとRegina coeli。

O村では当然といえば当然なのだけど、
Schweizerの方ではReginaは「れぎーな」で、Regina coeliは作曲家がイタリア人なので「れじーなちぇーり」。

面白くって、思わず顔がにやけてしまう。

2曲ともO村はもちろん、S村でもレパートリーに入っている曲なので、練習らしい練習はしない。


そしてTotus Tuus。
ゲネプロで散々繰り返した箇所をもう一度確認する。


案の定

ソプラノの入りの音が低すぎる。
アルトは高すぎる。
テノールは合ってたよ。

ソプラノとアルト、やってみよう。


いったい何度繰り返したんだろう?

なんていうか、間違った音を出してもハーモーニーがさほど崩れないというか、それはそれでこういう和音なんだ、と思えてしまうハーモニーなので、間違いに気づけない。

家でCDを聴いたり、Finaleで音取りをしている分にはまったく問題なく取れるのに。

イライラする~

中盤の山場の後の、出だしのフレーズが繰り返される部分では、ソプラノ2がやっぱりみんなしてソプラノ1につられてる。

それを想定して、この部分だけを何度か練習してきたので、一応入りの音は取れるんだけど、二つ目の不協和音になる部分で挫けそうになる。
テノール2も同じ旋律なんだけど、歌っているのがヴォルフラムと指揮者のクリスチァンの2人だけ。
ヴォルフラムは離れているのでまったく聞こえず、頼りになるのは指揮しているクリスチァンだけだけど、こっちもさすがに周りの声におされてあまり聞こえない。

それでも、ソプラノ1が消えてなくなるよりもましだよね。

いや、神々しく上に突き抜けるソプラノ1+テノール1の旋律に色を加える結構重要な旋律なんだけどなあ。




そしていよいよミサ。

TotusTuusが1曲目、ミサの最初の方だった。


出だし。

いきなりソプラノ2がみんなでソプラノ1を大合唱泣き笑い

ビックリした~びっくり

奇跡的に、フレーズが繰り返される2度目のところで、ソプラノ2の旋律に入れた。
なぜ入れたのか、自分でも分からない。
クリスチァンの声も聞こえてきて、助かった。


問題の箇所は、、、よく分からなかったスマイル


その後の中盤に来る出だしのフレーズ、やはりソプラノ1につられてしまう泣き笑い

最後の手段で片方の耳を押さえて泣き笑い何とかソプラノ2の旋律を歌ったけど、うねりがひどくて、音程が合っているのかどうかさえ自信がなくなってしまったショック

今考えると、Terz低く歌ってたかもショック

2週間前のプローべではソプラノ1が入りの音を見つけられなくて、ソプラノ2が圧倒的に強かったのに。

先週できなかったことができるようになって、先週できていたことができなくなっているうっしっし


なんていうか、自分も含めて、面白いなあ。


敗因はたぶん、指揮者が小さな声で入りの音をくれるんだけど、最後にくれるソプラノ1の音が頭に残ってしまうせいだろう。

一番最初の出だしの時には、クリスチァンがくれる入りの音をみんなハミングで出して確認している。

でも、さすがに曲の途中の一瞬の沈黙の中でこれをやるわけにはいかない。
だから自分の音が見つけられない。

のではないかと思う。


この音出し、RコーラスでもOコーラスでも特にコンサートでは禁止されている。

入りの音をもらったら眉間の辺りに意識を集中して音を記録して、そのイメージそのままの音を出せ、と言われる。

声出しが禁止されている理由は、

1.声に出した時点で音が下がることがよくあり、それを聴いて歌い始めるので、入りの音が明らかに下がっていたりする。

アンサンブルならばハーモニーを確認するために声を出し合うものなのかもしれない。
でも、パートに12人とか14人とかいるソプラノパートの各々がこれをやると、音がバラバラになる。それはもう、見事なくらいほえー
実際に教会コーラスでは、このせいで出だしの時点でもう半音くらい下がっていることがよくある。

さらに、

2.このやり方に慣れていると、いちいち声を出してみて確認しないと出したい音が出せないので、全体的にピッチが甘くなる。



しかしまあ、一度歌いだしたらどんな事故が起こっても最後まで歌い続けるしかないわけでウィンク



それも全体的に見ると、そんなにひどく下がらなかったと思う。

プローべの時には悲惨なまでに音が下がった「Mater mundi,」の繰り返し部分も、ちゃんと音が届いていたみたいだし。



ミサは1時間半弱で終わった。


今週は忙しかったけど、楽しかった。
終わってしまうと寂しい。


S村とは違って、新しい曲を次々と練習しているO村。

曲もクラッシックな宗教曲だけではなく、ゴスペルがあったり、ラテン系の聖歌があったり、ポップスっぽい曲があったりと多種多様でうらやましい。

また一緒に歌いたいな。




共鳴箱つき音叉Wittner 924RA【共鳴箱付音叉】





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最終更新日  October 1, 2010 04:20:51 AM
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