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テーマ:簡単レシピ(3384)
カテゴリ:つれづれなるままに
数日前から降り始めた雪が止み、空が真っ青に晴れ渡り、冷え込みの増した土曜日。
何となく鬱々として、 ソファで犬の毛だらけの毛布にくるまって丸まっていたら オットがお昼ごはんを作ってくれた。 メニューは彼の大好きな 「お好み焼き」 適当にタネを作って、キャベツをザクザクと切って、Speck(シュペック、豚のお腹の肉を燻製した物)のサイコロ状の物を炒めて混ぜて、フライパンで焼く。 一枚目が出来上がった頃に声が掛かった。 お好み焼きのソースってもう無かったよね? ああ、お好みソースね、一度だけ買ったよね、アジアショップで。 でもあれさ、滅茶苦茶高いのよ。 日本でいくらで売られているかを考えるととても買う気にならないんだよね。 ないね。 どうする?ケチャップならあるけど? iiiii, ge, pfui!!ケチャップーーーーー? それはあれだね、私に作れと言ってるね? 今手元にある物から手っ取り早く作るには、 、、、ケチャップと醤油? 試したことあるけど味がこすぎてあんまり美味しくないのよね、、、 あ、そうだ つゆのもとが少し残ってたんだ いつだったか、アジアショップに行った時に気が向いて買ったんだけど、400mlで8ユーロ以上もする もう2度と買うものかと思いつつも、あると便利なんだよね、煮物とか、天ぷらのつゆとか、 ケチケチ使ってたけど、時間が経てばどうせ質は落ちちゃうし。 ちょっと勿体無いけど、ものぐさには勝てず、ケチャップにつゆのもとを少しずつ混ぜてみる 、、、、 うん、なかなかいけるんじゃないの、コレ? 出来上がったお好み焼きに即席ニセ・お好みソースを塗る。 ん?この焦げのような黒光りしている物体は何? あ、もしかして、私が水曜日にBauernmarkt(農家の市)で買って来たオリーブの残り、ちぎって入れた? 私が働いているオフィスのある地区では、水曜日ごとにBauernmarktが立つ。 このMarktで売られている野菜や果物は、本当に質が良い。 スーパーで見かけるよりも小ぶりで形も大きさもバラバラのリンゴが、ビックリするほど味が濃かったりする。 そして、有機栽培農家が自分のところの産物だけを持ち寄るスタンドが立ち並ぶ合間に、 手作りのジャムだとか、 お肉屋さん自家製のハムやソーセージ、 オリーブやブドウの葉(にご飯が包んであるやつ)なんかの漬物(?) を売るスタンドもある。 品質が高いだけに全般的にお値段も高いので、野菜や果物以外は指を加えて見ていた。 この週はこのスタンドが珍しく混んでいなかったこともあり、前々から気になっていた、オリーブを初めて買ってみた。 そしたらこれがもう絶品で ・・・でも、すんごい高かったんだけどなあ、あれ ↑ なんか、今日はそればっかり ま、たしかにほんの少ししか残ってなかったんだけど。 シュペックの塩味と、オリーブのコクのある味が意外とお好み焼きに合っていて、これはこれで新たな発見ではあった お好み焼きって、こんなに簡単でこんなに美味しくって、冬にピッタリだよね ? なんでお好み焼きが冬なの? だって、キャベツが入ってるから。 キャベツって、冬の野菜じゃない? ?? キャベツって、小学校の社会科で「高原野菜」と習って以来、私にとってはどちらかというと夏のイメージがある、、、。 そうかザウアークラウトの国の人の発想なのね~ キャベツは収穫しないで冬まで畑に生えたままにしておくことができるので、冬になって他の野菜が無くなっても出回る、ということらしい。 しかも、ザウアークラウトに加工すればさらに長持ちするし。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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