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テーマ:手作りについて(222)
カテゴリ:つれづれなるままに
ブログが世間に急速に普及してからというもの、ヒト様の国際結婚や海外生活のブログをいつもいつも楽しく読ませていただいているんです。
特に読んでいて楽しいのは、日本ならではの食べ物が住んでいる土地で手に入らないので自分で作っちゃいましたシリーズ。 元来モノグサで、こちらの食べ物でもあんまり不自由していない私が自分では作ろうなんて思いもしなかったようなモノを、 試行錯誤の末に 時には副産物的な偶然で あるいは理論的にアプローチして 作ってしまうその創造性の豊かさと食に対する強いこだわりにはいつも頭が下がる思い。 先日、いつものようにブログを読んでいたら、オットがいつものように話しかけてきた。 で、日本では何が起こってるの? その時たまたま読んでいたのは、自然食品のドイツのオンラインショップを紹介した記事だった。 このサイト、豆腐を作るキット売ってるんだって。 すごいね。 ↑作る人いるのよね~、立派だわ~、私にはムリ、の意 大体、ドイツに住むようになってもう10年以上も経つというのに、そういうサイトが有ることすら知らなかった。 すると、そこに目を輝かせるドイツ人がひとり。 豆腐食べたい、豆腐。 買おう、コレ。 コレがあれば豆腐が作れる!! ・・・・で、 誰が作るの?! よく、オットはドイツ人ですっていうと、 旦那さん日本食食べられるんですか? 食事の支度、大変じゃないですか? 2種類(ドイツ食と日本食と)作ったりするんですか? と同情するような目で聞かれる。 いえいえ、とんでもない。 和食ならば、オットの方が好き嫌いが少ないし、 ドイツ食ならば、私の方が好き嫌いが少ないという 私は結構何でも食べられるから和食らしい和食が食べられなくても平気。 気がつくと何週間も白米を炊いてなかったなんてこともたまにありますし というか、食材が簡単に手に入らないので、こだわって作るのが面倒くさい だからある物を食べておけばよろしいといういい加減な性格 おかげでドイツ生活もあまり苦にならないんです(爆 だから我が家の食卓は普段はバトルもなく平和なモノなんだけど、オットの方が何かの拍子で急に思いついて日本で食べたアレが食べたいコレが食べたいと言い出してくれる。 日本の実家に滞在した時に、私の母がコレでもかと出してくれた純和風な食事がたいそう美味しかったらしい ま、それはそれで非常に喜ばしいことなのですが。 豆腐作りや味噌作りには手を出すつもりは無かったんだけどなあ。 確かにこちらで売られている豆腐は、やたらと堅かったり、酸味が強かったり。 日本の絹ごしや木綿も売られているけど、日本の3倍位の値段でしかも賞味期限がやたらと長い、尋常でなく長い! もう、一体何が入っているんだか、想像したくもないというシロモノ。 だからうちは基本的に、オランダかどこかで製造されていて水の中に入れて売られている新鮮な(?)モノしか買わない。 マーボー豆腐や豆腐ステーキを作るにはいいけれど、冷奴なんて夢のまた夢。 でもさ、豆腐作りってにがりの量とか温度とか、経験から学んで最適な加減を見つけなければならないっていうし。 堪え性の無い私にそんなことができるんだろうか? その時はなんだかんだと言葉を濁してごまかし、どうせすぐに忘れるだろうとたかをくくっていたら、 今回に限っては相当強いインパクトとともにインプットされてしまったらしく、珍しく数日ごとに思い出させてくれる。 仕方ない、君がそんなに言うんなら、クリスマス休暇中に挑戦してみるか。 かくなる上は、オットに豆腐の作り方を教え込むしかないな なーんて、覚悟を決めて注文したのに、12月13日までに入金が確認できた注文は年内の発送で、それ以降の注文は1月9日以降の処理だそうです 12月22日から1月9日までがっつりクリスマス休暇、さすがドイツの会社だわ そういう私も12月22日が仕事納めですが お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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