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テーマ:コーラス(2704)
カテゴリ:教会コーラス
S村コーラスのプローベ
年明け最初のプローベは、木曜日の三賢者のミサに向けた教会でのゲネプロだった。 演奏するのは、Transeamus usque Bethlehem、Jesu bleibet meine Freudeに加えて、 JosephHaydnのミサ曲からSanctusとBenedictus。 K町でクリスマスに歌ったミサ曲ではなく、S町が昔っからレパートリーとして持っている方。 と言っても、かつては全曲歌ったのかもしれないが、私達が参加してからというもの、KyrieだけとかSanctus+Benedictusだけしか歌ったことがない。 それも、指揮者が取り出すとまずソプラノから反対の声が上がる。 えーーー、この曲高いじゃないのっ ↑Fが数カ所とGが一ヶ所 普通ソプラノの人って意地でも高すぎて出ないとか言わないんだけどねえ 奏者の皆さんが来る前に、まずはコーラスだけで全曲通し、部分的に確認した。 30分くらいしたところで、奏者の皆さんが続々到着。 ガイゲ2人とチェロ1人。 3人とも、K町の教会コーラスでミサ曲を演奏する時にも一緒の馴染みの面々。 第1ガイゲのシュテファンは、市のMusikkapelle(室内楽団、オケのこと?)だけではなく、私も2度ほど参加したことのあるOのオケにもレギュラーで参加している。 教会コーラスと共演するガイガーの中では一番実力がある人。 チェロのトーマスはいつも笑顔を絶やさない、ものすごーく温和そうな誠実そうな素敵な人。 チェロの腕も確かで、ミサ曲の共演にやって来るチェリストの中では一番の実力者。 彼がベースラインをしっかり押さえてくれるので、それだけで安心して歌える。 なんだけど、数年前からベルリンに引っ越してしまっているらしい。 今回はたまたまクリスマス休暇で帰って来ていたために演奏してくれることになった。 S村の小さな教会の小さなEmpor(オルガンが設置してあるバルコニー部分)はコーラスだけでもいっぱいなのに、指揮者の周辺に奏者が3人加わるともうギュウギュウ。 いつものように一番後ろに陣取っていたのに、これまたいつものように歌い出す直前にドリスから呼ばれて、気がつくと前列真ん中に立っている私。 でも今日に限ってはそれも楽しい。 何しろ、ほとんど真横に近い位置でシュテファンの演奏を観察することができたから。 演奏中ずっと弓を立てて弾いていたけど、コーラスの声を掻き消さないように音量を下げるためなのだろうか。 E線も私のガイゲのような金属的な音ではなくて、柔らかい優しい音が出てくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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