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テーマ:楽器について♪(3647)
カテゴリ:ガイゲ
あー気がついたらもう1月も20日が過ぎて、最終コーナをまわった感が。
年明けてからというもの、ちょっと忙しくしています。 久しぶりにログインしてみたら、こんなブログのそんな状態でも日々覗きに来てくださる方がいらっしゃるということに、かなりの驚きを感じつつ、ありがたいことだと感激しています。 今現在、追い込みっていうか、追い込まれ。 自業自得なんですが。 2月末まではそんな状態だと思います。 書きなぐっておいて公開していなかった記事を今さらながら公開。 だから日付が変なんです。 ♪♪♪♪♪ 行きました、楽器屋さん。 もうケースを開けた瞬間からお店の人(以下、オッチャン)が大騒ぎ なんだコレは、信じられない、こんなモノを売るなんて、ヒドイ、ヒド過ぎる、いくら何でもこれはないだろう。 彼が真っ先に噛み付いた点が、 駒が高すぎて弦と指板の間隔があき過ぎ、ネックも高すぎるから調整しなきゃダメ、コレじゃ指が痛くなる と 駒の上部が厚すぎる、鋸でぶった切っただけで処理も何もしてないじゃないか でした。 すとんさんがコメント欄で指摘して下さったことを、真っ先にまくし立てられてしまいました。 それをハイハイと聞きながら、さすがすとんさん、すごい!と感心していた私。 せっかく指摘していただいたんだから、直してから行けって話 いやね、駒は自分で改良する自信が無かったので、新しい駒買った方がイイかなって思ったんですけどね。 それからネックの部分も、駒と弦を換える時にいじってみようと。 アジャスターがE線にだけしか付いていないを見て、 アジャスターがすべての弦に付いているテールピースに替えた方がいいですよ 初心者がいちいちペグを回して調弦するのなんて、大変でしょ と。 アジャスターを買い足すよりも、セットになっているテールピースの一番安いのを買う方がお得とのこと。 そして何とこのオッチャン、店のパートナー的存在のガイゲ職人に電話までしてくれました 電話口でものすごい豊かな罵倒言葉のボキャブラリーを披露しながら私のガイゲの状態を説明し、 アジャスターが4つついたテールピースに交換して、駒を交換して、ネックの調整をして、それでいくらでできますか? と聞いてくれました。 すると、マイスターも開口一番で そんなのやる意味あるの? と言ったそうです さあ、気になるお値段は、、、、 ざっと見積もって 80ユーロ! キットより高いっての でもコレ、かなり良心的なお値段だと思います。 オッチャンが電話する前に言っていたとおり、フェアな値段で引き受けてくれる職人さんみたい。 ちなみにオッチャンの話では、この職人さん話を聞いてくれる人で、50ユーロしか無いからこれでやって下さいとお願いすることもできる(もちろん、それに見合った分だけ手を加えてくれる)と思うとのこと。 今は頼むことは全く考えてないけど、信頼できそうな職人さんを紹介してもらえたことはめっけもんだった。 駒やテールピースは在庫がないので、どうせ今月中に一度は発注するので、希望があれば発注しておきますよ ということで、カタログを見せてくれたオッチャン。 お金をつぎ込もうと思えばいくらでも高いものはあるけどね と言いながら、いちいち一番安いモノを教えてくれた 駒自体はね、そんなに高くないんですよ。職人さんに調整してもらうのにお金が掛かるわけですね。 あ、駒って、自分では調整しないものなんですか? と思わず声を上げてしまったら もう、コイツどうにかしてっていう呆れ顔で そりゃあ、出来るか出来ないかって言えば出来ますよ。 でもね、駒とテールピースとネックと、バランスが大切なんです。 それを素人がやって調整できるかって言ったら、そりゃあ難しいですよ。だから訓練を積んだ職人さんがいるんでしょ。 だからガイゲ職人の工賃って時間で300ユーロとかするんですよ。 うわー、ガイゲ職人ってそんなに高いんだあ ま、その手の職人の工賃なんて、人それぞれですからね。 すごい人はそのくらい取るかもしれないけど、これが平均値だとは想像できないし、平均値で話をすること自体に多分あんまり意味がないんだろうな。 それにしてもさあ、相手は初心者なんだから、その態度はどうなの? ま、将来の客でもないと判断されたんだろうな 小さいながらも日本の超有名な奏者も通っていたことのある音大のある町ですからね。 ガイゲの仕上げについて次々とダメ出しをした後は、本体の木の質を見て、コレは酷い質だと憤慨しておられました。 何でも木目の間隔が広過ぎなんだとか。 十分に乾燥させていない木材というのはまだ木目が開いているようです。 ガイゲにする木材は最低でも5年は置いて乾燥させなければならないのに、この木材はまず間違い無く長期間の乾燥なんてさせてないですよ。 えええ、してないでしょうねえ。 材も、一番安いトウヒかなんかでしょうね。 ええええ、まあ、そうでしょうねえ。 そしてオッチャンの興奮はまだまだ続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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