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南ドイツ 小さな谷の旋律

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April 23, 2011
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テーマ:コーラス(2704)
カテゴリ:教会コーラス
これは、2011年4月の記録です。


S村教会コーラスのプローベ

イースター日曜日のミサで歌うのはGounodのミサ曲。

私とオットは、K町教会コーラスで既に2回出番を経験済み。

ハーモニーが分かりやすく、メロディも簡単で歌いやすくて、しかもキレイなミサ曲なので、S村でも歌えるはず、とプッシュしたのが去年の夏過ぎ。


本当はクリスマスのミサにって推したのに、ムリムリ間に合わないという指揮者の判断で、イースターに向けて半年以上も掛けてゆっくりと音取りをしてきた。

いつもいつもやっつけ仕事のS村にしては珍しいオーケー

と言っても、普段は何十年も歌ってきているレパートリーをさらっているだけで、新しいミサ曲を一から始めたのはずいぶん久しいことなんだろう。


1月2月とプローベを休み、3月に入って久しぶりにプローベに出てみてビックリした。

そうして半年以上も時間を掛けて少しずつ繰り返し繰り返し音取りをして来たというのに、やっぱり音が取れてないショック

ソプラノ以外のパートがハモリの部分で音が取れないのはまだ分かる。

この曲は、アルトとソプラノ、テノールとバスが平行に歌う箇所がいくつも出てくるので、旋律自体は簡単でも、ハモリを歌う方がついついつられてしまいがち。

でも、ほとんど主旋律ばかりを歌うソプラノが音を取れないというのがどうしても理解できないわからん

このミサ曲は男声のソロがかなり多く出て来る。

結果として、男声のソロを受け継ぐ形でソプラノが主旋律を歌う箇所が多く出て来る。

その最初の音が取れない。

ちょっとした跳躍が出て来るとその音が取れない。

楽譜では音程が下がっていく部分で逆に上がっていくショック

何でだろうと思って楽譜を眺めるてみて、わかった。

ハーモニーを作ってるテノールと一緒に歌っちゃってるのね泣き笑い

ま、テノールはたった一人だけど、ソプラノの真後ろで声だけはでかいしね。

つまり、まったく音符を読まずに、テキストだけを目で追って、周りから聞こえる音に合わせて適当に歌っているってことねパンチ

今さらながら、もどかしい。

ここの音がどうしても取れない

ブーたれる言うので、楽譜を見せながら、この音は直前のテノールの音をそのまま取れば良いんだよ、とか、アルトと一緒だよとか説明しようものなら

私、楽譜読めないのよお

と言い訳される。

いくら楽譜が読めなくたって、オタマジャクシが五線のどこにのっかってるかくらいちょっと目を開いて見れば分かるだろうにパンチ、と文句の一つも言いたくなる。

・・・言わないけどうっしっし怖いもん

結局、正確に楽譜を覚えようとか全体の構成をきちんと頭に入れて出だしを逃さないようにしようとかいう意識が全く無く、自主的に歌わない人ばかりなのだということを改めて思い知らされる泣き笑い


コーラスの指揮者は、多少音が間違っていてハーモニーが崩れていても気にしないくせに、とにかく言葉の発音に対する注文だけは細かい。

MiserereのSは無声音のキツイSじゃなくて、有声音の柔らかいSだというのは分かる。

しかし、最近よく注意を受けるのが、IやEをハッキリ美しく発音する、という点。

この指揮者の言うハッキリ美しく発音するというのが、どうも話し声の時の口を横に広げた形で発音される音であるようなのが、最近どうも引っかかるわからん

コレに対して、歌のレッスンでは両方の先生に、響きが一定になるように口の開き方に気をつけろ、口を横に開くな、と毎回さんざん注意を受けている。

さすがに毎回同じ注意を受けているので、最近ではコーラスで歌っていても、口を横に開くことへの抵抗を感じるくらい。

つまり、歌う時の口の形が変わってきている。

だから指揮者は、ソプラノ、と言いつつも、私に向かっていってるんだろうなあ泣き笑い

舌の形で出来るだけキレイな発音ができるように気を使ってはいるものの、どうしても丸みが掛かった発音になるのは避けられない。

キレイなIやEを発音するために口を横にひらきすぎて、悲鳴のような平ぺったい発声になったり、ピッチが下がったりしないように、どこかでつじつまを合わせなければならない。

大体において、高い音にIだのEがあてられている場合、正確に音を出すためにも口の内部を縦に広げる必要があるのは仕方ないだろうと最近は開き直りつつあるんだけど。

指揮者がそういうことも含めて指導してくれればいいのに。










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最終更新日  July 9, 2011 02:54:47 AM
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