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南ドイツ 小さな谷の旋律

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July 3, 2011
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テーマ:コーラス(2686)
カテゴリ:教会コーラス

S村のPatrozinium当日


なかなか良かったのではないかと思う。

今までのPatroziniumの中では一番安定していたような気がする。

事故といえば、O Salutaris Hostiaで、O村のソプラノさんが途中のフレーズの入りの音を間違えたこと。

なぜO村のかというと、彼らはイースターでもO Salutarisを歌わなかったし、Patroziniumでも歌わないつもりでまったく練習していなかった。

しかし、S村では指揮者を筆頭にメンバーほとんどにO Salutarisがこのミサ曲の中で一番きれいだと評判がいい。

そこで急遽、月曜日のプローべでO Salutarisを練習してきてくれたらしい。

だからいくら簡単と言っても、まだ少し不安定だった。

ゲネプロでも、当日のEinsingenでも、O村のソプラノさんたちが同じ箇所で音を間違って、確認をしているけれど、取れない音がそんなすぐにはいそうですかと修正できるものでもない。

本番でも見事に迷走してしまったらしい。

らしい、というのは、O村グループが右手の方に固まっていて、私は反対側のアルトのすぐ横にいたから。

指揮者が慌てて指を上に向けるのが目の端に写り、彼が正しい音で歌って修正するのがうっすらと聞こえてきたうっしっし

ま、本番に事故はつきものですから。


今日は、お説教の間も座らせてもらえず、ずっと内陣で立ちっぱなしだった。

そこで、お腹を少しずつ引きつけながらゆっくりと息を吐き、吐き終わったらすばやくお腹を緩める練習をしていた。

歌の途中ですばやくお腹を緩めるのは難しい。

休符があれば出来るけど、すばやく息継ぎをして歌い続ける時にはやはりお腹を緊張させたままになってしまう。

地味だけどなかなか有効な練習だと思う。



PatroziniumではProzessionが行われる。

大名行列のようなもので、音楽隊とコーラスを先頭に、花びらをまく小さな子供たち、Ministranten(ミサのお手伝いをする学童)、旗持ち、司祭、参列者の順で、村の中を練り歩き、しつらえてある祭壇で祈りを捧げる。

Patrozinium(Googleの検索に飛びます)

その祭壇の前で歌ったのがLottiのRegina coeli

Lotti-Regina coeli(YouTube)

YouTubeのビデオだとゆっくりと優しく歌っているものが多いけれど、S村、O村両方の指揮者は揃ってもっと早いテンポで歌わせる。
きらびやかでフレッシュな感じきらきらな感じになる。

テンポや表現でこんなにも歌の感じが変わるものなのかびっくり


S村だけだと勢いよく歌ってもなんとなく頼りない感じがするんだけどうっしっし、今回は晴れ上がった空にすっと広がっていくようなさわやかさがあった。

やっぱり人数が多いとボリュームが違うオーケー


Prozessionの後はもう一度教会に入って、締めのお祈り。


最後列に座ったら、たまたまO村の指揮者の隣になった。

彼は、もう何度も登場しているけれど、このあたりで一番大きな町の一番レベルが高く、セミプロ集団として知られているコーラスで長年歌っている人で、出身地であるK町の教会コーラスがミサ曲を歌う時にはバス・ソリストとして参加している。

その彼の歌声を、初めて隣で聞いた。

すごかった目がハートもう、うっとりダブルハート

何がすごいって、あのボリューム。

参列者全員で歌う賛美歌だから、まじめに歌っているわけじゃないのに、それでもこのボリューム!!

人間の体ってこんなにも声が響くものなのねびっくり

体全体がまさに弦楽器の胴体のように鳴っている。

その振動が空気を伝導体にして伝わってくる感じ。

私のへなちょこな声なんてあっという間にかき消されるブーイング

いや、音域が全然違うからそれでもその背景に(っていうか上空の方に)ヒラヒラと聞こえているのがかえって情けないんですけど~泣き笑い











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最終更新日  July 18, 2011 07:56:02 PM
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