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南ドイツ 小さな谷の旋律

南ドイツ 小さな谷の旋律

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December 7, 2011
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テーマ:コーラス(2704)
カテゴリ:教会コーラス
K町のプローベ

クリスマスミサで歌うKempterのミサ曲、Pastralmesse in G。


プローベが始まる前の、ガヤガヤしている練習室で、、、

やけに、男性が多いなあびっくり

こんなに男性の比率が高いコーラス、他に知らない。

特にテノールは、ここ1,2年の間に参加者が増えて、臨時参加のオットも含めて実に7人!(ま、歌い始めると声が聞こえるのは3人くらいなんだけど)

プローベではソプラノが7,8人しかいないので、テノールとソプラノが同じ数いることになるびっくり(本番では、ソプラノも10人くらいになる)

バスにも新しい顔が入っていて、この日は4人。

アルトにも新しい顔が見かけられ、この日は8人。

こうして数だけみると、このコーラス、テノールが妙に多くてソプラノの比率が低いように思える。



まずはBenedictusから。

えええ、いきなりBenedictus??びっくり

と、ソプラノからブーイングブーイングが起こった。

ごく短い曲で、そのうち半分近くがソロに割り当てられている。

ソロが歌った同じ旋律を、コーラスが続いて歌う箇所がいくつもある。

ちょうど真ん中辺りにある部分で、テノールに続いてソプラノがF-FFFFA-Fと歌う旋律がある。

入りのfが既に高すぎて、ソプラノメンバーの腰が引けているのが分かるうっしっし

天使の声のエコーのような美しい部分なんだけど、歌う方は大変だ。

大体において、AどころかGだって出ない人が何人もいるっていうのに。


指揮者がまず他の3声の音を確認する。

このミサ曲ではアルトもかなり高い音まで要求される。

Eくらいまではあるかもしれない。

この音、アルトには高いよなーわからん

でもね、ソプラノはもっとヒドイことになってるからうっしっし


と指揮者が慰めるように言って、励ます(?)


最後にソプラノの番。

音の確認はいいから、合わせてサラっと歌って、終わりにしようよ泣き笑い


いやー、良かったよ、驚いたびっくり

良かったらもう一度
ウィンク


おいっムカッ



次はCredo。

この曲にも、一ヶ所Aが出て来る。

Benedictusよりもさらに維持の悪い跳躍で、E-A-E。

Benedictusの時には、Fの部分が助走になるのでAも流れに乗って出るのだけど、このE-Aの跳躍は、Aの音がやたらと高く感じられる。

天に向かって剣を突き上げるようなAきらきら

満足に発声練習をしない状態で、いきなり歌うのは難しい。

しかも座ってる姿勢だと体が上手く使えないので、音は何とか届いても、喉に力が掛かって声が潰れる。

うわー、悲鳴が出てる泣き笑い


Credoには、ソプラノはひたすら同じ音を鳴らし続け、他の3声が多少の音程の動きで色を変える箇所が幾つか出て来る。

普段CDでオケも入った完成版を聴いてるので、コーラスだけを取り出すと歌いにくい。

他のパートのハーモニーが少し合っていないだけで、ごくたまに入ってくる音程が変わる部分の音が取れない。

頭の中の音楽が止まってしまって、いきなり流れが見えなくなってしまう。

ソプラノがヒラヒラ楽しく歌っていられるのは、他のパートの皆さんに支えられているおかげなんだなあと、またしてもつくづく思う。



Agnus Dei

テノール・ソロで始まる曲で、半分以上がソリストで構成されている曲。

Agnus Deiで一番最後のフレーズはバスのパートソロ。

この曲の一番最後ということはつまり、このミサ曲の一番最後、シメなんだけど、この部分がどうしてもまとまらない。

指揮者が指示を出しているのに、見ないでそれぞれが思い思いのテンポやリズムで歌い終わっているショック

こっちを見ろーーーーパンチぷー

何度言っても、何度やり直しても、なぜか指揮者を見ない(らしい)男声陣。

そう言えばRコーラスでもよく指揮者が同じ事を言っている。

男声のユニバーサルな特徴なのだろうか?!うっしっし



指揮者もメンバーも一生懸命なプローベは楽しい。

だから、年に数回K町でミサ曲を歌うのが楽しみなんだ。










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最終更新日  December 14, 2011 06:13:21 PM
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