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テーマ:コーラス(2704)
カテゴリ:教会コーラス
K町のプローベ。
金曜日はゲネプロなので、これがクリスマスミサ前、最後のプローベだ。 まずは、Transeamus usque Bethlehemから。 前半部分にあるバスソロを、O村の指揮者でもあるクリスチァンが歌う。 ので、コーラスの出番は後半の天使のキラキラ部分のみ。 S村でもK町でも何度か歌っているので、楽譜なしでも歌えるくらいだ。 同じ旋律が繰り返される部分で、退屈にならないように少し強弱を付けるように、2回目はエコーだから少しp気味で、との指示が出た。 そしてミサ曲。 隣のおば様が、「今年はこの曲、谷中で歌うみたい」と言っていた。 谷にあるいくつもの町村のミサでこのミサ曲が歌われる予定だということらしい。 このミサ曲、この谷では毎年必ずどこかの町村で演奏されていて、すっかりクリスマスのミサ曲として定着しているのだ。 曲自体も全体的にゆったりとしていて、わかりやすい旋律が繰り返される。 主旋律も各ソリスト・各パートに振り分けられていて、ユニソロも多いので、あまり難しくなく比較的歌いやすい。 オケは弦楽器だけではなくクラリネットやフルートの木管楽器のやわらかい優しい音色や、ホルンやポザウネの華やかな音色が表情を豊かにしている。 一年の最後のハイライトを飾るにふさわしいと思う。 ミサ曲はKyrieからAgnus Deiまで順番通りに歌った。 一度通して、怪しい部分の音を確認し、もう一度揃え、、、 毎回やっている事は同じだけれど、部分ごとにかかる時間がさすがに数週間前よりもずっと短くなっている。 fやp、クレシェンド、デクレシェンドの部分ももう一度確認した。 Kyrieという単語は、ドイツ語読みすると「きゅ(く)ーりえ」になるのだけど、あまりハッキリとUの発音にしないで、Iに近づけるようにとの指示。 Uの口でIと発音する感じ。 これ、毎回言われてますねえ。 つい忘れてしまう。 「coeli」も、ドイツ語風に「つぉぇーり」と発音する人と、イタリア語風に「ちぉぇーり」と発音する人と居て結構バラバラなんだけど、そこについては今回は指摘がなかった。 聞こう聞こうと思いつつ、私もすっかり忘れていた。 せっかくのパートソロでテノールの入りが遅れる。 6人もいるっていうのに、自信がないのか、皆が皆他の誰かが声を出すのを待っている感じで一瞬遅れる。 テノールのソロが入らないと曲が続かないので、そこでテンポやリズムが崩れる。 テノール、足引っ張るな、テンポが崩れる 楽譜にかじりつきすぎ!暗譜して来い!! その部分だけ取り出して繰り返すと少しは良くなるけど、通すと一呼吸遅れる。 すると指揮者、私の方を見て 暗譜させて来てよ 何度でも言いますが、私に言われても困ります。クレームは製造元にどうぞ こういう場合、自分で何度も音源を聴くか、この部分だけを何度も何度も繰り返すかして、体に覚えさせるしかないと思う。 合ってるかな、どうしようって不安を感じる前に自動的に声を出してしまうようになるまで。 残念ながら、そこまでの時間は取らないんだなあ それにしても、たまにしかない主旋律、それもとびっきりキレイな聴かせどころなんだから、私だった張り切って歌うのになあ 金曜日、夜8時から教会でゲネプロ。 25日のミサが本番。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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