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南ドイツ 小さな谷の旋律

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December 24, 2011
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テーマ:コーラス(2685)
カテゴリ:教会コーラス
K町のゲネプロ。

今回のオケは、ガイゲ4、チェロ2、クラリネット1、フルート1、それにホルン1、トランペット2、パーカッションまでいる。


まずはバス・ソリストが前半を歌うTranseamusから。


オケが全然出来上がってなくって、弦楽器の音が歪んだり、テンポが崩れたり、管楽器で音が当たらなかったりするのは、まあゲネプロでは毎度のこと。

それにしても、オケ、特に金管楽器の音が大きすぎてクリスチァンのソロが聞こえにくい。

階下の席ではちゃんと聞こえているのだろうかと思っていると、指揮者からも音をもう少し抑えるようにとの注意が入った。

金管楽器で吹いたことないけど、音量を下げるのがものすごく難しいらしい。

プロならば惚れ惚れするような優しいpで正確な音程で演奏するけど、アマチュア演奏家だとなかなかそうはいかないらしい。

音量を下げようとすると音程が歪んだり、下手すると音自体が落ちたりするし、音程を守ろうとすると息を強く吹き込んでいるのがそばで聞いていても分かる。



Transeamusはあっさりと片付き、ミサ曲へ。

いつもならば、ゲネプロの合わせの1回目はオケのメンバーが思い思いのテンポやタイミングで演奏し、空中分解しながらも、コーラスが指揮者の腕の振りに合わせてひたすら歌い切るという力技になる。

しかし今回は違った。

Kyrieはフルートの前奏で始まり、フルートとクラリネットが入る。

もう最初の一吹きで、クラリネットの音色に魅了されてしまった目がハート

今回初めて見る若い女の子で、多分まだ大学にも行ってないくらいじゃないかと思うんだけど、その他の大多数のメンバーとは明らかにリーグが違う。

第1ガイゲトップのクリスチァン、チェロトップのトーマスが上手いのはいつものことだけど、まだゲネプロだっていうのに、オケが全体的にまとまっている感じさえした。


オケの皆さんの名誉のために書きますが、本番ではちゃんと持っている力を発揮してくれるんです。



Kyrieで、ソリスト達がこれでもかというくらい思いっきりハッキリと「きゅーりえ」と歌っていたうっしっし

へえええええ、と思っていたら、指揮者が遠慮しがちに口を開いた。

その、、、Kyrieだけど、Uをあんまり強く発音しないでくれるかな。

そうしないと、コーラスが真似するからさうっしっし

隣でクリスティーナが

でしょーーー、ソリストは許されるのか?!と思ってたのよ~あっかんべー

というので、ついつい

そうそう、私も思ってた!!

と反応してしまったあっかんべー


気を取り直して、Kyrieをもう一度。


ら、クリスチァンがまたしてもこれでもかというくらいハッキリと「きゅーりえ」と発音していて、思わず本気で吹き出してしまったびっくり

一度入ってしまうとなかなか直らないんだよねうっしっし



ゲネプロにはテノール・ソリスト氏が不参加だった。

実は今回のソリスト氏は、この地域一帯の教会区をまとめて管轄する役所組織の音楽部門のお偉いさんなのだ。

本職で非常に忙しい彼に頼んだって言うことは、それ以外に誰も捕まえられなかったってことなんだろうなあ。

クリスマスのミサはどこの市町村でも重なるので、オケやソロが歌える歌手は大忙し。

ソリストを確保するのも簡単ではない。

特に、私が参加し始めた頃に毎回歌っていたテノール・ソリスト氏が数年前に更なる活躍の場を求めて大都市に行ってしまってからというもの、毎回のように新しいソリストに頼んでいる。


テノール・ソリストがいないので、テノールの旋律をバス・ソリストであるクリスチァンがバス・ソロの旋律がない部分で補った。

しかし、こうしてバス・ソリストというか、バリトンの歌手がテノールの旋律を歌うのを聞いてみると、音域が違うということがよく分かる。

クリスチァンは、自分が指揮する教会コーラスの音取りでは女声パートでさえも実音で歌ってみせるくらい、音域は十分にカバーできてるんだけど、高い音域に入ると頭声っぽいやわらかい響きになるのだ。

しかも、このミサ曲の最高音付近では完全な頭声でもなく、ちょっと胸に引っかかっているような発声で辛そうだった。

何にしても、テノールらしいカーンとした声とは全然違っていた。



ゲネプロが終わり、コーラスやオケがそれぞれ教会の出口に向かう中、クリスチァンが通りかかったので挨拶した。


(O村のミサ曲に参加出来なくって)本当に悪かったね

とオット。

いやそれは良いんだよ。そりゃあ君達が来てくれたら嬉しかったけど、でもイヴの夜だからね。ダメだっていうのも分かるよ。

(歌うつもりで)もう曲も聴いてたんだけどね。

すごくキレイな曲だよね。

ああ、すごくキレイな曲だよ。きっとまたそのうち(一緒に歌う)機会もあるよねウィンク


もうホントにホントに、いつかきっと歌いたい。また声かけて欲し~い



さて帰りの車の中、指揮者がオットに気を使っていた。

テノールがテンポが遅れる、入りが遅れる、という指摘が何度も飛んでいたのだけど、実はテノール全体ではなくて、その中の一人、D氏であるらしい。

まさかその人物を名指しで注意するわけにもいかないので、全体を注意することになるんだけど、「注意ばっかりされて面白く無いだろ、悪いね」ということらしい。


家に入って来てから、オットが続けた。

何が腹立つって、そのDがさ、いちいち「この音外しただろ」「ここの音程合ってなかったよ」って指摘してくるんだよムカッ

お前に言われたかないっ



うーん、それは確かに腹立つわショック

でもオットが音程を完全に覚えてないのも事実だからなあうっしっし


それでも、ゲネプロは全体的に楽しかったらしい。


で、出来はどうだった?


と聞かれたけど、私はソプラノの端っこ、それもオルガンの前に立つので、自分が歌っているとオルガンの横にいる他のメンバーの声はほとんど聞こえない。


今回はオケの出来がやけに良かったね~。特にクラリネットの子、すごかったね。本当に上手かった。音がぜんぜん違う


他のパートが聞こえてくるのはパート・ソロの部分だけなんだよね。あ、テノールのソロの部分、音程がちょっと低いなあってくらいしか分からなかったようっしっし


なんか今回はゲネプロが上手くいきすぎて逆にちょっと心配あっかんべー


日曜日は10時に集合で声出し。
10時半からミサ。












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最終更新日  December 28, 2011 05:53:24 AM
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