南ドイツ　小さな谷の旋律

S村のプローベ

正月気分クリスマスムードがすっかり抜けたところで、次の重要な出番はイースター。


前回、指揮者が思いついて探したのに楽譜が見つからなかったハイドンのミサ曲から、KyrieとGloriaを歌った。

最近はあまり歌っていなかったけど、まだまだ覚えている。

Gloriaはそれぞれのパートが個別のメロディとリズムを持っていて、気が抜けない。

他のパートを聞いて修正するということができなくって、逆に他のパートをあまり聴かずにリズムだけを正確に取りながら自分の旋律を歌い続けなくてはならない。

パートごとに音の切れるタイミングもズレているので、途中でタイミングを合わせるチャンスがなく、落ちると入り直すのが難しい。

最後のアーメンまでとにかく突っ走る

アーメンでようやくすべてのパートが揃うという、スリル満点な曲。

それが楽しい


このミサ曲は、今まで1曲だけとか2曲だけを抜粋して歌うことはあったけど、すべてを一度に歌ったことがない。

ようやく全曲一度に歌えるのかな、とちょっとワクワクしていたら、、、


さて、イースター、何歌う？


あれ？　このハイドンのミサ曲は何だったの？？


このハイドン・ミサ曲はイースターには歌えないな。

この曲は弦楽器が一緒に演奏した方がきれいだけど、イースターにはガイガーのシュテファンが居ないんだ。


選択肢としては、グノーのミサ曲


えええええ、またーーーー？

去年のイースターにも歌ったし、夏にも２回歌ったし。去年一年間で３回も歌ったのに？？？


それか、Hilberのミサ曲


Hilberのミサ曲と言われてもピンと来ない。名前は聞いたことがあるけれど、イメージが浮かばない。

最終的に、グノーのミサ曲に決定。


グノーのミサ曲は簡単だけどハーモニーがキレイだし、他のミサ曲とは違って男声（パート）のソロがたくさん入るところが面白いので歌うことに異存は全くない。

でも簡単なだけに、短期間に何度も繰り返されると、プローベに行く意欲が湧かない。

だって、プローベは結局、毎回毎回音取りの繰り返しなんだもの



帰りの車の中で

K町はイースターにモーツァルトの雀のミサ曲歌うよ。

それに、ヘンデルのハレルヤ


おおおお　いいねええええええ


楽しみ～