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テーマ:コーラス(2704)
カテゴリ:その他のコーラス
土曜日のコンサート。
会場は町外れのプロテスタント教会で、集合は開演時間の1時間半前だった。 集会室でワイワイやっていると、指揮者が到着し、すぐにリハーサル。 バランスを見ながら歌う時の並びを決めて、数曲のサワリだけを歌っていった。 本当は先にEinsingenしたいんだけど、時間の関係でいつもリハーサルが先になる。 Pちゃんが第1ソロを歌う曲も通して合わせてみた。 Pちゃんの声を意識して聴きながら、自分の声を一番後ろの列まで届けることにも気を使って歌った。 多分、合っていたと思う。思った、っていうか、思いたい それにしてもこの教会、ものすごく音響が良い ガランとした空間は音の跳ね返りも多くて、指揮者が話している内容は聞き取りにくかった。 でも歌ってみると跳ね返りはほとんど気にならないし、声がキレイに隅々まで響いているのがよく分かる。これは歌いやすい あまりボリュームの無いソリストの声もコーラスの伴奏から抜けて聞こえると、指揮者も太鼓判を押した。 今までコンサートをやった中で一番イイかもしれない。 音響はどんな建物でも建築する時に一番気を使う部分だろう。 しかし実際にはコントロールすることがものすごく難しいらしい。どんなに精密に設計してこだわって建設してみても、出来上がってみないとその効果のほどは分からないのだ。 世界的に有名な建築家が最先端の技術と知識を総動員して大金を投入しても、造ってみたらいまいちだったということが本当に多い。 コンサートハウスや劇場はもちろんのこと、有名なところだとペルリンの連邦議事堂なんかもそう。 建ててみたらば狙った通りの音響効果が得られずに、さらに大金をつぎ込んで後付けで装置を足したり、音響が悪いからと使用を敬遠されたりする 血税で建築するとあって、市民を納得させるためにこれでもかというほど重要性や有効性を宣伝するだけに、建った後では必ずといって言いほど「ものすごい大金を使ったのに、単なる無駄遣いじゃないか」「ドブに捨てたようなもんだ」と非難を受けるのだ。 リハーサルをざっと済ませて、控え室でEinsingenをしようという時、Pちゃんが話し掛けてきた。 もう1回この間みたいに練習しない? もうなんだか自信が無くって ただでさえソロを歌うのは緊張するのに、この間のプローベでJに面と向かって音程が届いていないとか言われたんだから、不安になっても無理はないと思う。 それに不安なのは私も一緒。 やろうやろうということで、Jにも付き合ってもらって控え室の外側の通路で練習をした。 通して3度ほど歌った。 最後にはJからO.K.をもらって、ちょっと安心した。 長くなったので、またまた続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
February 15, 2012 04:56:52 PM
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