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テーマ:コーラス(2704)
カテゴリ:その他のコーラス
山小屋合宿2日目の朝は、8時半頃に朝食隊を起こす声で始まる
朝食の準備と言っても、ここはドイツ。 買物隊が持って来たパンやハムやチーズを皿に乗せてテーブルに置いたり、食器を並べたり、コーヒーやお茶類を入れてテーブルに置いたりするくらい。 一番面倒なのは、フルーツサラダの果物を小さく切ることと、カフェオレ・カプチーノ用に牛乳を温めて泡だて器で泡を作ること。 3人もいれば十分で、20分も掛からない。 その朝食隊を起こすために、、、 メンバーの一人が、2-3曲大声で歌いながら山小屋の階段を上がったり下りたりする なんか変な集団だよな~、やっぱり と言っても、朝食隊は自力で起きることが多いので、これで本当に起こされるということは無いと思うけど、時報がわりで便利なのだ。 しかも、本気で寝ている人は睡眠を邪魔されることもない 9時くらいから徐々にメンバーが集まり、各々朝食をとりはじめる。 朝食が終わり、 まあ中には片づけが始まった頃に浮腫んだ顔で起きてきて、ゴソゴソと確保する人もいたりして、 後片付け隊によりキッチンが片付くと、プローベ開始。 土曜日は丸々1日をプローベに費やすことができるので、集中して練習できる。 今回は、新人さんが気の毒になるくらいたくさんの曲を、片っ端から歌っていった。 読める人は旋律を覚えるだけだけど、読めない人は楽譜を貰うとすぐに、テキストにドイツ語読みを書き込んでいく。 ホントに大変そう 午前中は10時から短い休憩を間にはさみながら、13時まで。 プローベの間に昼食隊が用意していたご飯を食べて、食後は2時間ほどの長い休憩が入る。 この時間に大部分のメンバーは、連れ立ってそこいら辺を散歩する。 小屋があるのは、狭い谷間に牧草地・放牧地と森林がせめぎ合っている農村地域。 今の時期は落葉広葉樹の新緑が眩しいくらいに鮮やかで、針葉樹との濃淡のコントラストが作り出すモザイクに目を奪われる。 15時半にコーヒータイム そして16時から20時までプローベ。 20時から夕食で、そのあとはまたフリーのお歌の時間 このお歌の時間は、とにかく、歌いたい曲のある人がどんどんリクエストをして、片っ端から歌っていくので、まだ知らないレパートリーを聞くことができる。 もちろん、知らない曲ばかりが続くといっしょに歌えないのでつまらないのも事実だけど、一度でも聞いたことがあれば、後で歌うことになった時にも入りやすい。 それに、まだ歌ったことがないソロ曲をお試ししてみることもできる。 いつものソリストがいなかったので、他のメンバーが歌ってみて、良かったので採用、ということが普通にある。 基本的にソリストを固定しているわけではない。 歌いたいという人がいれば誰でも歌える。 実際には、ソロを歌いたいと言う人はほとんどいなくて、 指揮者が演奏したい曲に合わせて歌ってもイイよと言う人を探すのが現状だけど 複数のソリストがいる方が、コンサートのプログラムが参加できる人に左右されないので、指揮者にとっては便利なのだ。 何と言っても盛り上がるのは、居酒屋バージョンを歌う時。 レパートリーの中には、飲めや歌えやみたいな曲があって、コーラスの長い伝統の中で出来上がった居酒屋バージョンがある。 フレーズで大袈裟に強弱をつけて咆哮したり、サビの部分でテーブルをバンバン叩いたり、グラスを手に立ち上がったり、足を踏み鳴らしたりと、もうやりたい放題 コンサートではちょっとできない、内輪の盛り上がり方がある 新人さんたち、引いちゃったりしないかなと思うこともあるけど、 これで仲間意識が強まるから不思議なもんだ こうして今期もまた 食べる-歌う-食べる-歌う-食べる・飲む+歌う という至福の週末が終わった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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