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テーマ:暮らしを楽しむ(388197)
カテゴリ:つれづれなるままに
というわけで、クリスマスから新年にかけて、首から下は元気だけどモニターが見られないためにPCから離れた生活している間、
こんなものを作っていた。 これは、部屋履き。 何年か前に突然やりたくなって編み物を始めて以来、毎年クリスマスから新年に掛けての期間だけ編み物をしている。 編み物と言っても、羊毛100%の太い毛糸で編んで、洗濯機で洗ってフェルト化させる”Wasch Filz Wolle”ばかり。 もともとはウェット・フェルティングが面白くて、たまにやっていたんだけど、場所が必要だし、夢中になってやっていると、周りを水浸しにしてしまう この編んで洗濯機で洗うフェルティングの方が、成型するのが簡単だし、ソファに座ってDVDを観たり音楽を聞いたりしながらゆったりとした気分で作れるので、クリスマス休暇中の気分に合っている 数週間も体調が悪かったおかげで、今年は集中して4足も作れた ヨーロッパの家庭では靴を履きっぱなしだと思われがちだけど、少なくともドイツの家庭では部屋履きを使う家が多いように思う。 少なくとも、外で履く靴を家の中でも履いている家庭には、いまだかつて出会ったことがない。 このフェルトの部屋履きは、軽い上にとても暖かいので、タイル貼りやフローリングの床でも足が冷えないので喜ばれる。 問題点と言えば、ツルツル滑って危ないことだけど、町の手芸屋さんなどでは、それ用に液状のシリコン(?)が売られている。 ふと思いついて作った、この耳+しっぽ付きワンコタイプ部屋履きが、思いのほか可愛く出来て好評を得ている。 ”洗濯機で、洗濯物と一緒に、温度40度の設定で洗うだけ”ということになっているのだけど、どうもフェルティング過程がうまくいかなかった。 予定通りの大きさまで縮まない、部分的に網目や列が残って一定にフェルト化されない、表面がブツブツしてなめらかなフェルトにならない。 何度か繰り返し洗っても、やっぱりキレイにはならなかった。 温度60度設定で洗ってみたけど、あんまり変わらなかった。 そうして、色々と試行錯誤を繰り返した末、ようやくコツがわかってきた。 私は合成界面活性剤で肌に湿疹ができるため、洗剤をほんの少ししか使わないので、洗剤の量が少なすぎたのが、原因の一つらしい。 フェルティングに洗剤は必要不可欠。 そこで、まず1回他の洗濯物と一緒に普通に洗って、ざっとフェルティングした後で、ぬるま湯の石鹸水を張った洗面台で、ガシガシとこすった。 洗濯機の中だとどうしてもすぐに丸まってしまうので、こすられてフェルティングする箇所と、内側に丸まって網目が残ってしまう箇所が出来てしまう。 それを解消するために、手でウェット・フェルティングし直すのだ。 ちなみに、手が荒れてしまうので、ゴム手袋をして作業したのだけど、とてもうまく行った。 それから、絞りの回転数が低く設定してある省エネモードを使っていたことも、関係あるみたい。 フェルティングした後、びしょ濡れ泡だらけの状態でもう一度洗濯機に戻して、他の洗濯物と一緒に洗ってみた。 このやり方で、今までで一番なめらかにフェルトらしく仕上がった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
January 17, 2013 11:11:35 PM
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