和木綿生活（わもめんくらし）～宮田織物～

少しずつ春めいてきた木曜日、
宮田織物は社内木鶏会でした。

今回のテーマは「熱と誠」。

特集朗読は中村主任。
突然の指名にも臆せずの、
堂々とした朗読でした。
※写真を撮り忘れて残念！

次は、小グループに分かれて
感想文を読みあうのですが、

今回は、原点に返って、
ジャンケンでグループの
リーダーを決めました。

テーマについての意見交換や、
実習生の作文発表（写真は
タムさん。ユーモラスな
作文で、上手な日本語です）や、

今、行っている現物展に
ついての説明もありました。

出張やインフルエンザなど、
今回も参加者がやや少なかった
のですが、とてもスムーズに
進行し、良い雰囲気でした。

「社内木鶏会を始めて４年。
　けれども自分には成長は
　見られない。」

という、謙虚な意見も時々
耳にします。

けれども今回の木鶏会の空気は
始めた頃とは明らかに違います。
私はこれを成長だと感じました。

木鶏会の最後に、私はこんな
話をしました。

「先日、グーグルのロゴになって
　いたセンザンコウは、漢字では
　穿山甲、山をも穿つ甲（カブト）
　と書きます。

　猛獣すら歯が立たないこの
　ヨロイカブトで、危機の際に
　その場で丸くなり、8000万年を
　生き延びました。

　しかしそれは素早く逃げない
　ことでもあり、密猟者にとっては
　簡単に捕獲できるということです。

　センザンコウは今、絶滅の
　危機にあります。環境の変化は
　それまでの強みをあっさりと
　弱みに変えてしまいました。

　これは、今のうちの姿にも
　あてはまると感じています。

　一人の人間の力は小さなもの
　だから、皆でチームを組んで、
　環境の変化を乗り切っていきましょう。」


より良いチームを組むためにも、
木鶏会は力になる、と、
私は考えています。

ついてきてくれるみんなには、
ただ感謝しかありません。


　今日も感謝のものづくりを。
　お客様の笑顔のために。
　自分達の笑顔のために。


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