テーマ:☆動物愛護☆(3964)
カテゴリ:動物愛護
以下、wan lifeさんの活動ブログよりの転載です
【 ある現場 】 和歌山県から遠く遠く離れた某県某所。。 ここに劣悪な環境下での生活を強いられている60頭あまりの犬達がいます。 短い鎖で繋がれ、糞尿の上で寝起きし、餌や水は数日に1度しか与えられていません。 狭いゲージに閉じ込められている子、雨風しのぐ事が出来ずに震えている子、肩で大きく息をしながら苦しそうに横たわっている子等。。 犬達の所有者はいわゆる『多頭飼育者』と呼ばれる人種です。 表向きはこの犬達は『ペット』なのです。 訳あって犬種は明記出来ませんが、どの子も雑種では無く純血種の子達ばかりです。 かねてよりこの現場の子達を何とかしようと、代表の島田は合間を縫って管轄の保健所に飼育指導の電話を何度も何度も入れていました。 しかし、現場は一向に改善されていません。。 現場は和歌山からは遠く遠く離れた場所。 日帰りで行ける距離では無く、島田をはじめスタッフ全員が生業を持っている為、事は思う様に好転しません。 保健所は頼りにならないと判断した島田は、現場の子達を助ける為の方法を見出すべく、更に尽力し続けていました。 そうこうしているうちに、この犬達の所有者が生活保護を受給している事や動物取り扱い業の登録許可を得ず、犬達を使い商売をしている事実を掴みました。 保健所の飼育指導があてにならなくなった今、私達が突ける箇所は『動物取扱業法違反』、そして『生活保護を受給しながら60頭もの犬をペットとして所有して良いのか?』という点でした。 先日、60頭もの犬を飼養しながら生活保護を受給する事は妥当なのかを犬達の所有者が在住する県庁に問い合わせました。 生活保護を受給されている方々がペットを飼ってはいけないという法は無いかもしれません。 しかし、1頭2頭ならまだしも60頭という数はやはり問題があるだろうと私達は考えました。 そして、60頭の犬を飼っているという事実を行政が把握し、この人物の生活保護受給が妥当で無いと行政が判断したら、この所有者は犬達の所有権を放棄しなければいけなくなると考えました。 所有権を放棄された子達の保護も思慮しながら、島田は県知事に直接この事実を伝えました。 結果、『生活保護受給者が犬を飼ってはいけないという決まりは無い。100頭の犬を飼ってようが200頭の犬を飼ってようが市が生活保護の支給を認定したなら県としては口出しする問題では無い。』と突き返されてしまいました。 市にも連絡しましたが、問題ありませんとの事。。 保健所の職員も、この所有者に犬達の所有権の放棄を促しましたが聞く耳を持たず、犬達を相変わらず酷い状態にさらしています。 もはや犬達を救う手段は、直接現場に入り見出す以外に無いと島田は判断し、現場に入る予定の調整を始めました。 そして動物取扱業法違反と併せて動物虐待の告発も視野に入れ、顧問弁護士との打ち合わせも始まりました。 現場の子達を撫でてあげる事もできないまま時間だけが過ぎていました。。 ですがこの現場、何とか1歩前進しそうな兆しが見えてきました。 【 ある現場 】 2 今年2月12日に記載しました記事『ある現場』をお読み下さい。 5月19日『みのもんたの朝ズバッ!』という番組で、佐賀県で虐待飼育されている70頭の犬達の事が放映されました。 実はこの時放送された佐賀県の虐待飼育現場は、先日掲載しました記事『ある現場』の現場です。 ※記事掲載時に私達が掴んでいた情報では飼育数は60頭でしたが、今回の取材で飼育数は70頭だという事がわかりました。 記事をご覧下さった支援者の方が、記事の内容を番組に投稿されました。 そして番組担当の方よりwan lifeに連絡があり、私達は情報と資料を提供させて頂き、現場が取材される事となりました。 そして5月19日、現状が放映されました。 番組をご覧になられた方ならわかると思いますが、現場はかなり悲惨な状況です。 立つかお座りしか出来ない位に短い紐につながれ、寝転ぶ事が出来ずに何日も首吊り状態で座らされている子。 雨風しのぐ事ができずに野ざらし、糞尿の上で寝起きを強いられている子。 ぐったりして動けない子。。等 私達が何度行政に連絡を入れても、担当部署からは 『現場の飼育環境に問題無し』 『生活保護受給に問題無し』 と返答されてしまいます。 『ある現場』にも記載しましたが、佐賀県知事の回答も『生活保護受給者が犬を飼ってはいけないという決まりは無い。100頭の犬を飼ってようが200頭の犬を飼ってようが市が生活保護の支給を認定したなら県としては口出しする問題では無い』という回答でした。。 この現場に関しては他にも記載したい事がたくさんありますが、諸事情により今はここまでしか記載できません。。 番組放送後、たくさんの方から現場の犬達を助けてあげて下さいとメールが届いています。 メールやコメントを下さった皆様をはじめ、現場の子達を心配しておられる皆様にお願いがあります。 それは、物資のご支援でも支援金のお願いでもありません。 管轄行政に、皆様がおかしいと思う点を伝えて頂きたいのです。 以下、管轄行政連絡先を記載致します。 この飼育者は自宅、そして元繁殖場である敷地内でたくさんの犬達を劣悪な環境下にさらしています。 ★佐賀中部保健所(飼育者自宅地区を管轄) 0952-30-1906 chuubuhokenfukushi@pref.saga.lg.jp ★杵藤(きとう)保健所(元繁殖場・現在劣悪飼育場地区を管轄) 0954-22-2103 kitouhokenfukushi@pref.saga.lg.jp ★佐賀県庁生活衛生課(上記保健所を管轄) 0952-25-7077 seikatsueisei@pref.saga.lg.jp この飼育者は70頭の犬達をペットとして所有しながら生活保護を受給しています。 ★佐賀市役所保護課(生活保護に関して) ※動物愛護に関しては関係無い部署です 0952-24-3151 hogo@city.saga.lg.jp 管轄部署や管轄地区が変わると全く対応してくれません。担当職員の応対も、とてものらりくらりとした対応です。 ですが皆様、冷静に『声』を届けて下さい。 現場の犬達を救う為に1人でも多くの皆様の『声』を届けて下さい。 よろしくお願いします。 m(__)m (転載ここまでです) 私としましては、静岡県の取り組みをご紹介して 行政として同じような対応ができないものかどうかを 打診してみようかと思っております 静岡県の取り組みはコチラです 劣悪な環境から犬たちを救うために どうか皆さまの声を届けてくださいね どうぞよろしくお願いいたします ●こちらもお読みくださいひなはは3050の日記 ●『徳島県・保護現場崩壊』ご支援・ご協力お願いします ≪ 追記:皆さまへお願いです ≫ 動物関係の問題は行政とともに解決してゆかねばならないと思っています 感情的な批判となりませぬように冷静に対処なさってくださいませ どうぞよろしくお願いいたします **************** つばめさんたちの様子も見に来てくださいね~ 「つばめのおうちは家の中」 ぜひご訪問よろしくお願いします こちらからも行かれますツバメかんさつ全国ネットワーク 応援ポチッもぜひ、よろしく~ 犬猫捜索マップ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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