テーマ:動物好きさん集まれ~(971)
カテゴリ:野うさぎ保護の記録
保護したウサですが、体重が460gありました 獣医さんの仰るには 「野うさぎのことは良くは知らないのですが おそらく成獣で4~5kgになるとすれば まだまだ離乳の時期ではないように思います」 とのことで、ミルクを飲ませています 確かにミルクだーい好きで良く飲みますねぇ~ でも 私自身も野ウサギについてさほど詳しくはなかったのですが この記事を書くときにコチラ いろいろと野ウサギの生態ついて興味深く勉強したこともあり ウサはそんなに赤ちゃんなのかなぁ~って、疑問があったのです ニホンウサギには4種類あります トウホクノウサギ 本州の日本海側に生息 キュウシュウノウサギ 本州の太平洋側、四国、九州に生息 サドノウサギ 佐渡島に生息 オキノウサギ 隠岐諸島に生息 とすれば、ウサはきっとキュウシュウノウサギですね ノウサギの子どもは ○生まれたときから目が見えて毛も生えている ○生後1週間で自分で植物を食べ始める ○親はときどき乳を飲ませに帰ってくるだけ ○1ヶ月ほどで独立し8~10ヶ月で繁殖可能となる 成獣の大きさについては ○体重1.3~2.5キログラム ○体長45~54センチメートル ○尾長2~5センチメートル ○耳長6~8センチメートル ○後足長12~15センチメートル ○寿命は4年未満 獣医さんは、成獣で4~5キロと仰ったけど ちょっと違うみたいですよね~ 私はたぶんウサはすでに独立していたか そうでなくてもミルクに頼る時期は過ぎていたように思います ウサが自力でいろんなものを食べれるようだったら ミルク中心ではなく体調を整えるための補助食と考えて良いようですね そして、このキュウシュウノウサギは 埼玉県希少野生生物(レッドデータブック)に載っている動物なのです 埼玉県レッドデータブック動物編 (埼玉県HPよりお借りしました) 雑木林の開発や草地を刈ってしまうことで生息地が奪われるようです 人は雑草が繁茂しているよりも綺麗に刈ってスッキリ良い気分 綺麗になった~、と感じるかもしれません でもそれはウサギにとっては困ったことなのですね 人が暮らしやすいように自然に手をくわえることが 動物たちにとっては暮らしにくくなるということです ウサが倒れていた周辺も2年ほど前まで木々と草がぼうぼうでしたが 雑草を刈り取って綺麗にしようという近隣の人の呼びかけで 雑木は切られ雑草が生い茂ることがなくなりました 埼玉県版レッドデータブックでは地帯別危惧種となっていますが 山口県版レッドデータブックでは準絶滅危惧種 鹿児島県版レッドデータブックでは分布特性上重要種となっています 大事に守ってあげなければなりませんね~ それで、ウサですが ウサもちゃんと子孫を残すお役目を果たさねばならないと思います ですから怪我が治ってもう大丈夫という頃合いに野に帰ります 野に帰ったあとで再び キツネやイタチや猛禽類に襲われることがあろうとも それはウサの運命でありそれもお役目なのだろうと考えます それは、もう、私の手の届かない世界です 私は、目の前で苦しんでいる動物がいれば助けます 野に帰したあとのこともとっても心配です でも、ウサにはウサの命のお役目があると思うのです 可哀そうだとか可愛いとかの感情でウサを留めておくわけにはゆきません ノウサギは私たちが思っている以上に逞しいはずです 生まれて一週間で親に教わることもなく 自分で巣をはなれて餌を食べれるのですよ、すごいですよね~ 以上のことを踏まえまして 野に帰すことを基本として考えています ですがこれからの診察によって獣医さんの判断もあり 臨機応変に考えてゆきたいと思っていますので 絶対ではないことを皆様のご理解をよろしくお願いいたします ______________________________ ポチッとよろしくお願いします にほんブログ村 たくさんの犬たちが飼い主さんのお迎えを待っています 埼玉県保護収容動物情報 迷子の犬を捜していらっしゃいます お家はどこ? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月24日 20時13分31秒
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