テーマ:☆動物愛護☆(3963)
カテゴリ:マイクロチップ
まずは、この数字をご覧くださ~い 都道府県別の犬の登録頭数と予防注射頭数等 (厚生労働省HP) 平成21年度(年度末現在) 登録頭数全国 6,880,844 徘徊犬の抑留及び返還頭数 抑留 57,276 返還 14,627 で、返還率は約25%となっています 迷子になって飼い主さんを待ち続けても 再会を果たせないまま処分となる犬が多いですね 一方で 迷子にしてしまったご愛犬をの行方が分からず ずーーっと捜し続けておられる方もとっても多いです 保健所や警察にも届けられポスターなどで呼びかけても消息が分りません どうして保健所で保護された迷子の犬と飼い主さんは巡り会えないんでしょうか 迷って遠くまで行ってしまい 保護された場所がご自宅から予想外に遠いときは 警察や保健所同士の情報の連携がなければ 保護情報が飼い主さんへ届かないかもしれません すでに処分されたあとだったら 決して「もう処分しました」なんてことは教えてもらえないはず (処分には譲渡も含みます) 公示期間があまりにも短いので届けが遅れるとそんなことに・・ 他の保健所で保護されてて照会が遅れて 気づいたときは遅かったってこともあるかもしれません 殺処分をやめて譲渡を推進しよう、とよく言われます でも、それ以前に、返還に力を入れてほしい、と私は思います 保護された犬の中には棄てられた犬もいるでしょう でも、可愛いお洋服を着ていたり リードや鎖を引きずっていたり もちろん、ちゃんと首輪をしている犬がほとんどで トリミングもされていて 可愛がられていたことが分かる犬が多いのです 飼い主さん、捜しているだろうな~ どんなにか心配していることか・・ と思います 保健所等では飼い主さんからの連絡を待つだけでなく さまざまな方法を講じて返還に努力してほしいと思うわけですが で、ここで、これがあれば飼い主が分かるよ、と マイクロチップの義務化という話がでてきますね そのメリットは大きいですからね~ すでに2008年に全国の保健所、センターには マイクロチップのリーダーが備えられました そして、獣医師会ではマイクロチップ普及を強力に押しすすめています そりゃそうでしょうね~~ マイクロチップが義務化になると儲かりますからね~ 装着料については獣医さんによってかなりばらつきがあるようです ●マイクロチップ本体の代金 ●獣医師の施術費用 合わせて3,000円から10,000円くらいまで ●AIPOへのデータ登録料 登録料は1頭につき1,000円かかります この登録料ですがAIPOに支払うことになります AIPOとは(環境省HP) AIPO(動物ID普及推進会議)Animal ID Promotion Organization 平成14年12月 チップによる動物個体識別の普及推進を図り データの管理を行うために設置された組織 構成団体 (財)日本動物愛護協会 (社)日本愛玩動物協会 (社)日本動物福祉協会 (社)日本獣医師会 AIPO 事務局は獣医師会となっていたり 日本動物保護管理協会となっていたりしてて で、その組織がこれです (社)日本動物保護管理協会 AIPOって、なんかヤヤコシイ組織構成だな・・ と思いながら 役員、会員の名簿を見ると、、、 なるほど~~獣医ばっかりのようです と思ったら マイクロチップによる動物個体識別(動物ID)普及推進の手引きに 「日本動物保護管理協会は平成22 年4 月に日本獣医師会へ吸収合 併され、現在は日本獣医師会が行っています」と書いてありました なんのことはない、登録料だって獣医師会のものになるってこと 私も、マイクロチップは普及すると良いと思っています けど、 こんなふうに獣医師会の思惑に乗せられたくないなぁ~ って、ひねくれ者の私は思うのですよね~ マイクロチップが義務化されたら、獣医師と獣医師会はウハウハですね だから、私は、パブコメにも書きました 「マイクロチップを義務化するに当たっては その登録に関する組織を新たに構築しなおしてほしい」と 自治体が主体となって管理する組織づくりをしてほしいわけです それでも マイクロチップによる動物個体識別(動物ID)普及推進の手引きで 「マイクロチップの動物への埋込み施術は、獣医療行為となりますので、 動物病院等の診療獣医師が行うことになります」とのことだから まあ、それ↑ 勝手に獣医師会が言ってることにすぎませんけど そうだとしたら装着料は絶対に獣医師に入るわけ で、 動物愛護管理のあり方について(案)の中に 「普及率向上のために獣医師以外の者にも施術の道を開くことが有意義との意見がある」 とありましたが、フーン、なるほど~と今更ながら思いました でも、 たとえば、保健所等には必ず獣医さんがいるはずです 開業医でなくても動物行政にかかわっている獣医さんによる装着でもですよね そんなに難しくない施術であれば 「チップの装着は獣医師ないしは動物行政職員が行う」というのでは、どうでしょうか そして、「登録に関するデータ管理などは自治体が連携して行う」 こんなこと考えてるのは、私だけでしょうかね~ マイクロチップに払ったお金が行政において 動物愛護関係の財政に組み込まれるようになれば もし、将来的に鑑札の代わりにマイクロチップを、という話になった場合 自治体は登録料で得ていた財源がなくなってしまいますよね 今後、動物愛護関係の業務は増えてゆくわけで 財源の確保が課題になってくるはずです 今のうちに、組織を新たに構築しなおすのが良いように思うけど こんなこと、浅はかなオバサンの戯言でしょうか~ 多くの皆さんが、義務化、義務化、って言ってますけど、、、 うーーん、このままで義務化されてもイイのかな~って思って とりとめもなく記事にしてみました 登録されないまま飼われている犬もいますよね 狂犬病予防接種もしない飼い主もいます 鑑札(登録)とマイクロチップ(登録)と狂犬病予防接種 さて、どのようになりますことやら~・・ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ パブコメの出し方 私の「動物愛護管理のあり方について(案)(「動物取扱業の適正化」を除く)」 に関する意見です、 私の「動物の愛護及び管理に関する法律施行令の一部を改正する政令案等の概要」 に関する意見です、ご参考までに・・ ポチッとよろしくお願いします にほんブログ村 飼い主さんのお迎えを待っています 埼玉県保護収容動物情報 早く見つかってお家に帰れますように 迷子の犬を捜しています
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