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テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:中国日記
暗いタイトルでごめんなさい・・・
実は以前紹介した我が家?の愛犬4匹の内の一匹、ニュウニュウが実は妊娠していたんです。 でも、小宝宝(赤ちゃん)のパパが分からなくて、つまりいつ小宝宝を作ったのかも何も分からない状態でした。 それが昨夜、出産の兆候が見られ、ママは急いで出産準備に取り掛かりいつでも生まれてよい状態にしていたのですが・・・ 苦しむばかりで一向に小宝宝が出てくる気配が無い・・・ 無論彼女は初産ではありません。7歳のメス犬で、人間で言うともう50歳位になるのでは? 彼女は過去に5回出産し、20匹近くを育て上げました。ちなみに前回の出産は2年前です。 ママも不思議そうにその晩は一時間おき位にニュウニュウをチェックしましたが、結局その日は生まれることがありませんでした。しかもある程度経つと、苦しがってたニュウニュウはスヤスヤ寝始めたし・・・ そして今日お昼過ぎにママはニュウニュウを動物病院へ連れていきました。難産の可能性大なので、このままだと小宝宝どころかニュウニュウの命までも危ないです。 直ぐに帝王切開をしたのですが・・・ 小宝宝は、既に死んでいました。4匹お腹にいたのですが全部死んでいました。 難産の理由は二つ。 1.小宝宝が膣の近くに降りておらず、腰周りに居た為、出てくることが出来なかった。 2.小宝宝のパパが、中型もしくは大型犬だった可能性があり、今までニュウニュウが生んでいた小宝宝の3倍位の巨大小宝宝が4匹お腹にいた為、小型犬の彼女では自力で生むのが非常に困難だった。 夕方にはママとニュウニュウが家に帰って来ましたが、包帯をグルグル巻きにしてとても痛々しいニュウニュウ。可哀想で涙が出そうになりました。 手術後の痛みで苛々してる彼女。ずっと座り込んで動かない・・・でも食事はしてくれたみたいなので安心しました。少しずつ回復してくれれば問題なし。 ただ・・・小宝宝の死は非常に残念ではあったけど、今ニュウニュウはお腹から小宝宝がいない事が分かり、ママに「小宝宝頂戴!!」とお願いを必死にするんです。母性本能ですよね。 もう私はこれを見たとき。胸の奥が熱くなり言葉を失いました。「いないのよニュウニュウ。」とママは語りかけますが、実際そんな言葉は犬にはわかりません。ただただ「早く小宝宝を頂戴」の一点張り。 いつ彼女は自分でいない事に気がつくのでしょうか・・・ 実際生まれても雑種だった為、ママは不細工(良くないと)だと捨てるなどと軽々しく言って居たので、捨てられて野良犬として過ごすより、ママの温かいお腹の中で意識無いまま死んだ方が小宝宝には幸せだったのでしょうか?ともかく中国の異常なほどの犬繁殖。無責任さに怒りを今回の事で覚えました。もっと命を飼う大切さを分かって欲しい。人間の利己的理由で野良犬を無駄に増やさないでほしい。(これは中国だけでなく日本にも言える事なんですが・・)特に中国は狂犬病も関わってきます。 とにかくこんな思いは二度としたくない・・・なんかブログ書いているとまた泣けてきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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