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放浪生活さようなら!?

放浪生活さようなら!?

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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:中国日記
前回は、2日間で一気にブログを書いてしまった為に、部分部分だけ読んで、勘違いをした人が多かったのにちょっとビックリしました。
でも、みなさん本当に励ましのメッセージありがとうございました。
前回はこのブログを書きながら、涙を流していました。「どうして・・・なんで・・・」と考えれば考えるほど、頭は混乱していきました。

でもそればかりは言っていられません。早く赤ちゃんを出してあげないと、私の体に危険が及びます。そして予定通り月曜日に入院をしました。

ここからは、入院生活を綴りたいと思います。日本とのギャップが激しく、困った事・怖かった事も多々。中国で妊娠・出産を考えてる方!!中国の産院とは?という事で参考にして頂けたらと思います。

え~まず私の入院した病院は、成都市の各区ごとに一つずつある母子専門の病院に入院しました。そこの病院は初めてだったので、まず問診。前回の病院のエコー写真を持って行き、尿検査に膣が腫れているかどうかの検査をしました。

見事私の膣は炎症を起こしており、まずこれをひかせてからでないと、赤ちゃんを流すことは出来ないということでした。 早速入院の手続きへ。
中国は全て前払いです。お金を払わなければ、治療はしてくれません。手術になるとちゃんと領収書を見せないとしてくれません。ということで先ずは800元(約1万2000円)払いました。

そして次に病室です。病棟は4階という事で、そこのナースステーションで、看護婦との話し合いが始まりました。もちろん外人の私からしたら個室希望!!大部屋なんて無理です。
この病院の場合、個室は一杯で無理という事で、その他の病室は、6人部屋のみ空いていると。「それは絶対無理!!仕切りは無いし、トイレも部屋に無いしで、じゃあ付き添ってくれる彼はどうなるんだ!!」という事で、それではこの病院では入院出来ないと結論が出たので、他の病院に電話。 その間、彼のお母さんが、「あんた達!!外国人に対してもっとちゃんと対応しなさいよ。これじゃ私たち中国人のメンツ丸つぶれじゃない!!」の一言で、看護婦の友人専用の(なんじゃそりゃ)病室を使わせてくれるという事で病室事件?は決着したのでした。

そこは、2人部屋だけど、1つは付添い人用なので、事実上個室。トイレ・テレビ・エアコン・洗面器とあり、他の部屋とは比べられない位快適な部屋でした。少しボロいけど、あの6人部屋と比べたら天国です。ちなみにこの部屋は1泊50元+付添い人用ベッド代15元の計65元(約975円)
そして、一息付いたのが午後1時でした。家を出て既に3時間経過・・・特に沢山の事はしてないのに・・・

さっそく午後に治療があるという事で、部屋で待機。暫くすると看護婦に呼ばれ治療室へ。オマタを広げてドキドキ待っていたら、10cmはあろうか長い管を中にグイグイ入れてきました。「ちょっと痛いんだけど・・・このやろう!!」と心で勝手に切れていたら、突如ジョロジョロと、茶色の液体を流してきました。これが違和感ありあり。暖かいし、なによりお漏らししている感覚でした。これが終ると次は錠剤2個(炎症抑える)を手で子宮の入り口付近までグイグイと入れられました。これは意外と余り痛くなかったです。
そして立つようにの指示があり立とうとすると、オマタからあの液体が流れてくるではないですか!!
看護婦は「立って、そこのバケツを部屋に持って帰るのよ。 分った?」と捨て台詞を残すように私を置いて出て行きました。
私の怒りはピークに!!「私一応患者なんだよ。なんで、下半身スッポンポンで治療室に1人取り残されないといけないんだ? あぁ? ふざけるなよ!!しかも立てねぇじゃないか!!」と本人には言えないので心の中で叫び、更には病室に戻って、彼にも怒りました。
そして彼から、中国の看護婦は看護をちゃんとしないという事を教わりました。ただ医者からの指示を淡々とこなして行くだけだと。

この病院はお風呂が無いので、この治療が終ったら、マックで昼食を取り、速攻家に帰りシャワーを浴びたりなんなりしました。
そして再び夜9時過ぎに病院へ帰ると、お尻の注射が待っていました。 経験者は分ると思いますが、お尻の注射痛いんです!!

心身共に疲れはてた私はベッドでぐったり。 彼はパソコンのゲームをし、深夜頃には2人とも就寝しました。(彼は暇ですからね。)

次の日は、朝6時半に体温検査で看護婦が部屋に入ってきました。「早い!!」まだみんな確実に寝てるのに・・・しかも10分以上取りに来ないし・・・
更には7時前に掃除のおばちゃんが・・・「ありえん!!」そんな時間から掃除してどうするんだ? とイライラが朝一からありました。
この日も予定は前日と同じ。お尻の注射・オマタの洗浄(午前・午後の2回)・オマタに薬を入れるで、プラスとして、血液検査と点滴3本がありました。
この日も夕方には一度家に戻り、夕食とお風呂を済ませて病院へ戻りました。
ちなみにお昼ご飯は彼のお父さんが持ってきてくれました。

そして水曜日。この日も朝から看護婦と掃除のおばちゃんの時間の早さにイライラしながら是前日と同じ治療をしました。点滴・お尻の注射・オマタ洗浄・オマタ薬入れ。
その後、私のオマタを再度検査しました。炎症が治まったという事で、いよいよ赤ちゃんを流す処置に移る事になりました。
同じ日の夕方からまず、赤ちゃんを殺す薬(緊急避妊薬に近い薬です)を飲み始めました。(もう死んでいるのに、さらに殺す?という事で可哀相で仕方ありませんでしたが医者の命令は守らないといけないので、複雑な気持ちで一杯でした。)
この薬は12時間おきに計4回飲むという事でした。前後2時間は物を食べるの禁止。更には飲んだ後は、2時間水ですら飲んでは駄目というかなり過酷な薬でした。
この日も家に帰り、夕食とお風呂を済ませました。

木曜日。この日は、彼が実は前日の夜に看護婦に体温計を持ってくる時間についてクレームを言ったので朝早くは来ず、さらには掃除のおばちゃんを追い出していました。笑
薬を飲み、点滴を打つだけの至って非常にシンプルな治療でした。
この日は、いよいよ翌日に控えている赤ちゃんを流す処置の為、家には帰らず病院の近くで食事(3人で最後の食事はマックでした。)をして、夜は彼と無理やり?一緒にベッドで寝ました。 最後の3人の1日という事でゆっくり過ごしました。

つづく・・・






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Last updated  2008.03.17 16:59:06
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