このコラムはgraswizさん作成の「ボドゲ紹介 Advent Calendar 2023」 の9日目として書かれたものです。
本ブログは前回5月にゲームマーケット2023春のレポートを書いて以来放置しちゃってたんですが、これをきっかけに再開しようかという魂胆です。
というわけでアドベントです。
昨日はあずまさんの「ダンデライオン」というゲームの紹介でした。
面白そう!
まだまだ知らない良ゲームがたくさんありますねぇ
この「ダンデライオン」は日本の「バース」のリデザインなんですね。
バースからはルールは少し改変されているようです。
この バース → ダンデライオン の例とは違い、完全に同じゲームなんだけど、違う名前になってるゲームがありますよね。
その代表格が、かのアレックス・ランドルフ大先生作の「ガイスター」です。
私が持ってるのは「ファンタスミ」という名前。(写真ピンボケでごめんなさい)
最初はガイスター、出版社が変わってファンタスミとなって、そのあとまたガイスターに戻るっていう、なんともややこしい歴史を持っています。
現在売られているのはガイスター。
どちらも「幽霊」の意味で、ガイスターはドイツ語、ファンタスミがイタリア語なんですね。
ギークだとどちらで表記されているのかと調べてみたら、「Good &Bad Ghosts」だと!
どの名で呼ぶにせよ、これは間違いなく二人用ゲームの最高傑作のひとつだと思います。
ルールはシンプル。
良いオバケ4つと悪いオバケ4つ、相手からは正体が見えないように自陣8マス内で自由に配置。
手番では縦横1マス移動で、相手のコマのあるところに進めば取る。
勝利条件は3通り
・相手の良いオバケを全部取る
・自分の悪いオバケを全部取らせる
・自分の良いオバケを1体、相手側最奥ライン左右にある出口から外に出す
最後の条件があるために、突っ込んでくるヤツがどっちなのかそれまでの動き方で判断しつつも、ある程度取らないと勝負にならない。このあたりが実にニクいルールです。
読み合いがとにかく熱いし、初期配置が毎回自由だから繰り返しプレイがまた面白い。
ガイスターが得意という女性が彼女だと、日常生活も随分緊張感あるんじゃないかなぁ、なんて妄想しちゃいます。
もし未プレイの方がいれば、是非お試しを!
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中身は同じだけど違う名前の例で言えば、「ブラフ」と「ライアーズダイス」なんかもそうですね。
あと、トランプの「大富豪」は大阪では「大貧民」っていうの、知ってました?
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というわけで、ゲームマーケットの真っただ中、行かない私は新作の調達を息子に任せて、なんとか今日中にアップできましたぞ!
明日はうらまこさんです。
お楽しみに!