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前に勤めていた会社の元役員が亡くなって、お通夜に行ってきた。
この方は私の直属ではなかったけれど、ずいぶんかわいがってもらった。5年ほど前がんになられて声帯を失くされたのだが、今は機械を取り付けて人工的に話すことができて、それも練習がいるらしくずいぶん練習をしてちょっと話せるようになったときにはお店に会いに来てくれたりした。 亡くなられたのは癌が原因ではなくて、お風呂で急に心筋梗塞になられたらしく、先に休まれていた奥様も気づかず、朝にお風呂で発見されたそうだ。このころ京都は雪が降るぐらい冷え込んでいた。その前の週は早速クーラーをつけようか?という陽気だったから、油断されたのかもしれない。 お通夜に行って祭壇の遺影は私の知らないおじいさんだった。近影なのだろう。なんだか驚いた。たぶん3年は会っていない。こんなにも違うものなのか?でも、決して不幸そうではなくて良いおじんちゃんになってた。祭壇の横でご挨拶されていた奥様もびっくりするぐらい小さくなられていた。前は上品だけどどちらかというと貫禄のある奥様だった。月日を感じた。切なかった。 この夜、前の会社の方々にたくさん会った。 こられなかった人たちの噂もたくさん聞いた。 なつかしいという感情よりもせつなかった。 それほど良い話が少なかったのだ。 なんだかとてもせつなく感じた夜だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月25日 17時15分32秒
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