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カテゴリ:映画
2006年1月13日
『SAYURI』 監督 : ロブ・マーシャル CAST : チャン・ツィイー、渡辺謙、ミシェル・ヨー、役所広司、コン・リー、桃井かおり、大後寿々花 チャン・ツィイーの美しさに惹かれ見に行きました。 テレビでも大々的に宣伝していたし、スピルバーグの名前も出ていたし、出演者も大物日本人俳優を起用しているので、今回はしっかりとした日本をえがいてくれているだろうと期待していました。 が、まずは、スピルバーグが監督ではないということ。製作総指揮でした。 すべて英語か日本語かと思いきや、変に混ざり合っている。 なんだかやっぱり「外国人が作る日本」から抜け出せてはいませんでした。 ストーリーの流れも特に盛り上がる箇所もなく、見入るってことがなかった。 チャン・ツィイーがキレイだという事を改めて実感するための映画、という感じです。 あえて渡辺謙や役所広司を使う必要もなかった気がする。 いい役者なのにもったいないというイメージ。 桃井かおりの役柄も個性的で良かったけど、期待していたほどではなかった。 芸者主要メンバーが本当に美しかったけど、全員中国人役者。日本の役者でイメージに合う人はいなかったのでしょうね.. でも本当にキレイだった。 立ち居振る舞い、しぐさ、女性としてこうあるべきなのかと思い知らされました。 ただチャン・ツィイー、日本の着物があまり似合わない? 小柄?細すぎて着物が余ってしまっている感じを受けました。 あとこの映画で得たものはSAYURIの子役時代の女の子。 大後寿々花ちゃん。 かわいすぎでした。作ったかわいさじゃない、芯からのかわいさ。 「北の零年」で渡辺謙と共演して見初められたらしい。 なんでちゃんと英語はなせるの?すごいねぇ。 それにしても芸者は娼婦とは違うって言うけど、初夜を競売にかけたり、パトロン見つけてお金出してもらったり、大金持ちの人と愛人関係になったりと、それでこそ本物の芸者、そうでなければ芸者は生きていけないっていってたけど、現実を見てしまったようで悲しくなりました。 美しい人をお金で買うって事ですよね。 いつの世の中もこうゆう事はなくならないんだ、と。 芸者って夢の世界だけど、現実を見たら悲しくなりますね。 まあ作り話ですが... 今回の映画評価 星1つ ★☆☆☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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