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カテゴリ:映画
2006年1月15日
『プライドと偏見』 PRIDE & PREJUDICE 監督 : ジョー・ライト CAST : キーラ・ナイトレイ、マシュー・マクフィデン キーラ・ナイトレイがかわいすぎて見た映画。 原作も読んだことがないし、何も背景を知らず見ましたが、最初から風景や映像の美しさに見惚れてしまいました。 小鳥のさえずりや木々のざわめき、木漏れ日や家畜たち、何もかもがきれい。 それと同格で素の美しさを持ったキーラ・ナイトレイ。 18世紀末、イギリスの田舎が舞台のようです。 田舎に住んでいる裕福でない5人姉妹の話。 5人姉妹がビックリする位男性を追いかけ、母親も一緒になって必死でお金持ちの結婚相手を探している。 20歳前の妹たちでさえ、そんな状態。 あとで分かりましたが、この時代は女性に財産相続権がなかったのですね。 安定した生活をしていくにはお金に困らない男性と結婚するしか道がない。 次女役のキーラ・ナイトレイは勝気でいいたいことをハッキリ言うタイプ。 相手役の超お金持ち男性は気品がありプライドのかたまりのよう。 超お金持ちの男性が、貧しく財産のない家の娘と結婚する訳にはいけないというプライドから自分の気持ちを打ち明けられない。 自分の家柄や家族に品がないとハッキリ言われ傷ついているキーラ。 そんな二人は惹かれあっていても素直に気持ちを表現する事ができません。 これほどまでにハッキリと階級が別れ、その事をこれでもかと自覚されられるなんて辛いと思う。 でもそんな事は気にせず自分たちに見合った生活をし、日々を楽しんでいく。 キーラ・ナイトレイの存在がそうさせているのかは分かりませんが、全く暗さを感じない映画でした。主人公が前向きで凛としている。 本当に1つの芸術のような映画でした。 悲しいシーンもあるけど、見ていて自然に顔がほころんでいました。 映像と音楽がすばらしく絡み合っていたのも良かった1つの要因かも。 本当にキレイな曲が流れ、映像を一層引き立てていました。 映画を見ていてこんなに音楽に聞き惚れたことないです。 それにしてもこんな素敵な場所がたくさん残っているなんてイギリスってすばらしい!!(オールロケで撮影されたらしい) この映画、製作総指揮がブリジットジョーンズの日記と同じ人だそうです。 今回の映画評価 星5つ ★★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.16 18:57:52
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