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カテゴリ:寧波-生活・留学
昨日彼が帰ってきたのは結局0時を大幅にすぎてから。
彼も大変だろうけど私も寂しい。 これからずっとこんなだと思うとゾッとします... 今日は急に居留証を取得する為の外国人身体検査に行くことになりました。 彼の会社に日本から新しい人が来て、その人に便乗とのこと。 居留証っていうか、ビザ用ですかね。 Zビザ取得には病院での検査が必要とは知っていたのですが、私の場合籍を入れてから中国に来るまでの期間が短く、検査してからビザを申請するには日数が足りないとのことで90日間の旅行ビザで今回中国入りしました。 4月中旬にそのビザが切れるので帰国予定にしていました。 ちなみに中国の病院で検査するのは絶対イヤだったので。 今回ビザをお願いした旅行会社の人も、初めて行く場所で生活をすると大変だから、3ヶ月くらいで一時帰国するのが気持ち的にも安心だよ、とのアドバイスをくれ、私も完全にそのつもりでいました。 が、突然行けとの彼からの命令(?) 会社の日本語を話せる女の子がついて行くからとのこと。 突然すぎて断われるハズもなく、住んでいるからには居留証が必要、との言葉も頭をよぎり、本日連行されました。 着いた先は中国に滞在する外国人、中国を出る中国人はすべてここで検査しなければいけない(らしい)という場所。 どれだけ大きいかと思いきや、廃墟のよう。(マジで) 部屋に入ると何人かの中国人と外国人がカウンターごしにどうのこうのと好き勝手に叫んでいましたが、カウンターの向こうには女性スタッフ2人だけ。 この2人でここに来る人達の管理をしていました。 書類を書いてパスポートのコピーと写真3枚を一緒に提出。 自分でやっていたらどんどん横入りされたでしょうが、通訳の子が適切に進めてくれました。 次に別の部屋へ行き、料金の支払い。 次にまた別の部屋へ行き、色、視力の検査(超原始的に)、耳の中を見られる。以上。 次は内科ですが、部屋を覗いても先生がいない。別の部屋で遊んでいました。 鼻毛のいっぱい生えた、医者とは思えないお年を召した先生。 身長、体重、血圧、聴診器(コートの上から)、以上。 先生、聴診器しながら日本は寒いのか!?ってそればっか聞いてたよ。 ぜったい音聞こえてないよね? 次は心電図。これは日本と変わりませんが、あっという間に終わりました。 日本のあの長さは一体...? 次は採血。これは怖くて針がちゃんと使い捨てか確認できず。 血採るところ見れません。 でも採血後、超でっかいガーゼをテープで貼られました(笑) 次はおなかのエコー。これ、日本ではないそうです。 妊娠もしてないのに初エコー。冷たいヌルヌルのをつけられました。 横向けと言われても分からなくて、オロオロしていると女医さんに「No!!This way!!」と怒られました。 そういえば採血の時もコート着てて何言われてるか分からないでいると、「Take off!!!!」ってめっちゃ怒られました。 ごめんなさい。 次はレントゲン。これは遠い場所にあるらしく、まさしく建物を壊して廃墟となっている所を通り抜けていきました。コンクリートが砕かれ、今にも落ちてきそう。ありえません。 その一角に核実験?みたいな鉄の扉がある部屋が。 ガラーンと広い部屋に立たされ、息吸ってー、止めて、とかなしで知らない間に撮られたようです。 日本だとブラ外すけど、別にいいのね? 受付はとっても混んでいたのに各検査の部屋は前に2人くらいいて少し待つだけでした。 でも、ここが検査する場所だって聞いて来ても、絶対ここで何かやってるって思えずに間違えたって帰ると思う。 それくらい廊下とかひとけがないし、ボロい! 戦時中の病院かってくらい。 だって検査の部屋も寒々としてるし、壁ボロボロだし、配線むき出しだし、ベッド薄汚れてるし(寝るのかなり躊躇した)、検査中でも人どんどん入ってくるし、ホコリっぽいし。 お医者さんたちがかろうじて英語を話していたので本物なんだーと思いました(笑) なんだか戦後設定のドラマや映画撮影に使えそうな感じだったよ。 変な検査がなくてよかった。 結果は明日出るそうです。はやっ!! 値段は420元(約6300円)。 日本だとこの倍はするらしいですし、期間ももっとかかりますよね。 でもこれで日本へ帰国する理由がなくなってしまった... 彼の陰謀だな。 あぅ~... あれよあれよという間に中国での検査を体験してしまいました。 ちゃんとした検査機関であの設備だったら病院はどうなのよ..と、余計怖くなっちゃいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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